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【プロスペック】ドライバー選びの基準は「直ドラ」ができること。池村寛世の14本

プロの14本のクラブセッティングと、それらのクラブを選んだプロのこだわりを紹介する連載「プロスペック」。今回は、小柄ながら平均300Y近い飛距離を誇る池村寛世のセッティングに注目。

PHOTO/Hiroyuki Okazawa

池村寛世

いけむらともよ。1995年生まれ鹿児島県出身。166㎝とプロの中では小柄ながらその飛距離はツアー屈指。まずはいち早くツアー初優勝を達成したいところ

ツアーでも屈指の飛距離を誇る池村寛世。プロの中ではそれほど大きくない池村のドライバーへのこだわりは、意外にも「直ドラができること」だという。

「『SIM2 MAX』は今年に入ってから使っています。もともと“直ドラできるヘッド”じゃなきゃ使えないんです。今のドライバーはロフトがそこそこあるので直ドラもしやすいですね。スピンも適量で、つかまりが良い点も気に入っています」

池村ほどのパワーヒッターにとっては、つかまりが良いという要素はマイナスに働くものと思いきや、球をつかまえるのはクラブに任せるというのが池村の飛ばしの秘密のようだ。それはシャフトにも表れていて、ツアーで人気の「ベンタス」の中でも男子では少数派の赤色のベンタスを使っている。

「シャフトは先調子が好きですね。8月の1カ月ぐらいあったオフでいろいろ試したところ赤ベンタスが振りやすかった。今は長さをいろいろと試していますが、現状は45.5インチがもっとも振りやすく感じています」

アイアンはハードヒッターらしい小ぶりなテーラーメイドのタイガーモデル。

「鉄の素材の違いなのか、MBよりTWのほうが好きですね。打感が硬めで手に伝わる感覚がいいんです。このアイアンももう2年は使っていますね」

一時は他のモデルも試したが、現在は発表後すぐに使っていたタイガーモデルを使用。鉄の素材の影響からか、少し硬さを感じ、フィーリングがいいという

ウェッジはずっとボーケイを使用。長年愛用しているため安心感があるというが、他メーカーのモデルも常に試していて、キャロウェイのウェッジを投入することもあるという

池村寛世の14本

週刊ゴルフダイジェスト2021年10月19日号より