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【ギアラボ】ラフでも雨でも衝撃スピン! マキロイも即投入を決めたテーラーメイド「MG4」ウェッジ 秘密は“溝と溝の間”にあった

ギアラボ
2023.09.21

スピン性能を謳うウェッジは多いが、テーラーメイドの新しい『MG4』は、水滴や芝がボールとの間に介在したときでも高いスピン量を維持するという。その進化に世界のトップ選手がいち早く反応している!

PHOTO/Hiroyuki Tanaka、Hiroaki Arihara、Getty Images THANKS/プレミアムワールドゴルフ板橋

悪条件下でも安定スピン!

13年前、いわゆる「溝規制」が施行された。以降、あえて高重心にするなど、溝以外でいかにスピン量を上げるかの努力は続いた。

フェース面全体に施す「ミーリング」もそのひとつ。現在も各メーカーはここの研究に余念がないが、今回テーラーメイドは、『MG(ミルドグラインド)4 ウェッジ』に施した斜めのミーリングに自信を覗かせる。実は『MG4』のミーリングは、他社のものよりもだんぜん“深い”。これは新しいレーザーエッチング処理によるもので、悪条件下でこそ威力を発揮するという。

ラフから、あるいは雨天でのショットは、例外なくボールとフェースの間に芝や水分が介在する。そんなとき斜めのミーリングがいち早く水分などを排出、安定した高いスピン性能を発揮するというわけだ。

テーラーメイド MG4 ウェッジ

この「ハイドロ スピン フェース」にさっそく反応したのがPGAツアー選手たち。例えばマキロイは、今年他社モデルを使用することもあったが、『MG4』の導入を即座に決定した。濡れたライからでも安定したスピンが得られるという機能が、いかにプレーをシンプルにし、スコアの助けになるか、ということの証明だろう。

また多くのトップランカーと契約するテーラーメイドならではだが、形状やグラインドなどツアーからのフィードバックが『MG4』には色濃く反映。ウェッジ勢力図に変化をもたらす、そんな可能性を感じさせるモデルだ。

マキロイもモリカワもさっそく投入!

硬く速いグリーンに対しては、ラフやウェットなライからでも高く安定したスピン量を確保したい。『MG4』はそんなPGAツアー選手の高次元の要求にも応えられる性能を持つ

テーラーメイド「MG4」

ウェットなライからでも高く安定したスピンを得られることを目指した。また仕上げは太陽光の反射を抑える「ツアーサテンクローム」を採用。ロフトは46度から60度まで2度刻みのラインナップ

フェースはノンメッキ。「ハイドロ スピンフェース」と相まってウェットコンディションでも安定したスピンを生む。またソフトな打感ももたらす

ツアープロが使うソールと寸分違わぬ精密な削り
『MG4』のアイコン的役割も果たす「ミルドグラインドソール」。独自のCNC精密加工により非常に精巧な製品精度に。マキロイはじめ、世界のトップ選手が使用するものと同じソールを手にできる

グラインドは3パターン
ツアーからのフィードバックによって顔が丸くなり、フェースを開きやすい形状に。またトップブレードの厚さは58度のもので6.8ミリ、46度で5.5ミリと変化させ、アイアンから違和感のない流れに。ソールはスタンダード、ロー、ハイの3種類から選べる

「フェースへの食いつき感が凄い」

試打・解説/細川和也

ツアーで活躍後、現在は東京・板橋の「プレミアムワールドゴルフ」でレッスンに勤しむ

「悪条件下でのスピン性能を謳っていますが、そもそもが“激スピン”ウェッジ。ノンメッキのフェースと溝で食いつき感が凄い。50ヤードで7000回転、30ヤードでも6000回転超とは……。スピンに憧れている人にお薦めしたいです」

たっぷり濡らしても1000回転しか落ちない

「実際にフェースにもボールにも水をたっぷりかけて打ってみると、ドライ状態に比べてわずか1000回転しか落ちませんでした(キャリー50ヤードの距離)。これなら雨の日や芝を噛む状況でも距離感を出して寄せられそうです」

バウンスによってヘッド形状も微妙に変わる

「LBはHBに比べてトウ側の立ち上がりが早い。フェースを開いて使うことが前提のLBによりマッチした形状です。グラインド違いによって形状も変化させる、こういう細かな点にもツアーからのフィードバックを感じます」

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月刊ゴルフダイジェスト2023年11月号より