【小祝さくら ゴルフときどきタン塩】Vol.93 復帰5カ月、自信も出てきてぼちぼちやっています。猛暑対策は……気合です!
小祝さくら「ゴルフときどきタン塩」
国内女子ツアーを牽引する女子プロのひとり、小祝さくら。ほんわかした雰囲気を持ちつつも、プロ2年目の2019年以降着実に優勝を重ね、すでにツアー通算10勝以上を誇る実力者。そんな小祝の素顔や、ほっこりとした日常を追っていく――。
撮影/大澤進二 イラスト/オギリマサホ
>>前回のお話はこちら
- 国内女子ツアーを牽引する女子プロのひとり、小祝さくら。ほんわかした雰囲気を持ちつつも、プロ2年目の2019年以降着実に優勝を重ね、すでにツアー通算10勝以上を誇る実力者。そんな小祝の素顔や、ほっこりとした日常を追っていく――。 撮影/本人提供 イラスト/オギリマサホ >>前回のお話はこちら 小祝さくらは“シブい”食べ物が好きだ。さくらに「一番……
小祝さくらは「鉄人」と呼ばれている。
18年、プロテスト合格翌年のツアー開幕戦から、米LPGAのメジャー大会出場も合わせて“日米”連続228試合出場という記録がある。
24年の8月に初めて試合を欠場したのは全英女子オープンに集中するためだったし、とにかく「できるだけ試合は休まない」という考えがある。
しかし、本人は記録にはまったく興味はなく、出続ける理由は、「暇だから」「どうせ練習するので試合に出たほうがいい」というシンプルなもの。至って普通のことを、普通にやっている意識しかないのだけれど、心身ともに“強く”なければ、なかなか出せない記録だ。
「私は、もともと体は強いほうだと思います。それには感謝したいですね」
そんな小祝さくらがちょうど1年前、ツアーを離れる決断をした。理由は皆さんご存じのとおり、左手首のケガによる。
そして今年は開幕戦からツアー復帰。当初はドライバーが安定せずバラつくこともあったが、ドライバーを替えて調整し、真っすぐ飛ぶようになったし、飛距離も変わっていない。ショットやパットがかみ合わないときもあるけれど、粘り強いゴルフを続けてきた。
これまで17試合にフル参戦して予選落ちは5回(7月23日現在)。これでも心配されてしまうさくらなのである。
しかし、本人はマイペース。
「まあ、こんなものですよ。引き続きぼちぼちやっていきます」
今シーズンは手首への負担を考えて数試合休みを入れる予定だ。
先日、明治安田レディス(仙台クラシックGC)にディフェンディングチャンピオンとして出場した。昨年は、“熊出現”の影響で3日間、無観客試合となったなかで優勝。そしてこの翌週、人生初の棄権を経験したのだ。
「あれから1年経ったのかという感じであっという間。ここに戻ってこられてすごく嬉しい。昨年は無観客でのプレー。バーディを取ってもイーグルを取っても静かな感じでしたが、今年はすごく盛り上がった感じで、声援を力に変えて頑張れたと思います」
結果は6位タイで今年初めてのトップ10。6月末のEARTH MONDAMIN CUPから7月末の大東建託・いい部屋ネットレディスまで5試合連続で4日間試合が続くなかで、しかも梅雨明けの猛暑のなかでプレーができたことは大きな自信となった。
さくらの“夏対策”はシンプルだ。しっかりと日焼け止めを塗り、食欲がない日はそうめんを食べたり、試合中はフルーツを食べ、経口補水液を飲む。そして最後は“気合”だ。
「まだまだ暑いと思いますが、気合で力を振り絞って頑張りたいです」
クールなさくらのアツい夏、今年も気合で応援したい。

明治安田後、「ドライバーも調子がよくなってきて自信を持って打つことができていた。(パットは)タッチやライン読みも合ってきたのでこちらも自信になります」。さくらのゴルフがかみ合ってきた!

こいわい・さくら。1998年北海道生まれ。ニトリ所属。8歳でゴルフを始め、17年のプロテストで合格。19年初優勝、20-21年は5勝を挙げ最後まで賞金女王を争う。22年2勝、23年1勝、24年2勝、25年も1勝を挙げ、ツアー通算12勝。「皆さんも熱中症対策、しっかりしてくださいね!」
週刊ゴルフダイジェスト2026年8月11日号より


レッスン
ギア
プロ・トーナメント
コース・プレー
書籍・コミック





















