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【プレゼント】カッコいいけど難しい…は昔の話!? 最新「ブレード型パター」7選

誕生から50年以上も経過しているにもかかわらず、今もなおツアープロや多くのゴルファーに愛されるブレード型パター。形の“カッコよさ”は継承しつつ、進化し続けているブレード型パター7モデルをご紹介!

PHOTO/Hiroaki Arihara、Tomoya Nomura THANKS/成田ハイツリーゴルフ倶楽部

ブレード型パター プレゼント

渡邊康プロ

解説/渡邊康

ツアープロ兼パターコーチ。パターに関して知らないことはないくらい自他ともに認める「パターの鬼」

異端の形状がスタンダードに

50年以上受け継がれているブレード型のデザインは今も大きくは変わっていない。それほどピン・アンサーは完成されたデザインだったのか。昔のパターにも詳しい渡邊プロに聞いた。

「僕はまだ生まれていませんが、調べるとウッドから派生したカマボコ型、アイアンから派生したL字やT字型が当時の主流でした。その頃にアンサーが出てきたわけですから、かなりセンセーショナルだったはずです。ただ、当時のツアーでは“ブサイク”って言われていたらしいですね。それでもプロの間で人気が高まり、ブレード型のスタンダードになったのは、それだけ完成度が高かったということ。それが今も続いているわけですから、ピン・アンサーはゴルフ界きっての大発明といっても過言ではないと思います」

ブレード型の元祖
ピン「アンサー」(1966年発売)

普遍ポイント1 トウ・ヒールの出っ張り

フランジ外側には『バラスト(船舶の重しに使う砂袋からピンゴルフが命名)』が付いているのがブレード型の特徴。慣性モーメントが大きくなり、安定したストロークができるとともに、打点ミスにも強くなる

普遍ポイント2 丸みを帯びたソール

初期のアンサーには『平底』とRのついた『船底』が用意されていた。なんでも開発者のカーステンと息子のアランの好みの違いで生まれたとか。現在はスムーズなストロークができる『船底』が主流になっている

普遍ポイント3 4本のライン

ピンゴルフでは『クワイエット・アイ(視線固定)』と呼ぶこの形状は、縦横4本のラインが交差していることで、ターゲットに対してスクエアに構えやすい効果がある。形は微妙に変われど、この『クワイエット・アイ』を採用しているモデルはいまも多い

普遍ポイント4 クランクネック

ブレード型の多くが採用しているカギ型のクランクネック。“後ろから押す”よりも“前から引っ張る”ほうが物体はブレにくいため安定したストロークができる。ただ現在はショートスラントなどバリエーションが増えている

プレゼントNo.1
ピンゴルフ「KUSHIN4」

ピン ゴルフ KUSHIN4

トウ側を重くし引っかけを防ぐ設計
トップレールに短いサイトラインを施し、感性を生かして打てる小ぶりなモデル。フェースのトウ・ヒールにタングステンを加えて寛容性を高めている。ネックは開閉がスムーズなショートスラントを採用。

渡邊‘s IMPRESSION
「ヘッドの据わりがよくて構えやすい」

「パッとソールを置いたときの据わりがよく、スクエアに構えやすいです。ヘッドも大きいので安心感がある」

プレゼントNo.2
テーラーメイド「TPトラスパター B4TH」

テーラーメイド TPトラスパター B4TH

カーボンコンポジットで安定感と寛容性が向上
打点ミスによるネックのねじれを抑制する三角形のトラス構造が特徴的なB4TH。ホーゼル部分に衝撃吸収材を加えカーボンで挟んだ独自の構造で重心を最適化。複合素材からなる「ピュアロールインサート」で打感もいい。

テーラーメイド TPトラスパター B4TH  特徴

渡邊‘s IMPRESSION
「ソールに食い付く打感で飛びすぎない」

「トラス構造により目標に対して合わせる面が短いのでスクエアに構えやすい。もちろん打点のミスにも強い」

プレゼントNo.3
オデッセイ「TRI-BEAM#2」

オデッセイ TRI-BEAM#2

ホワイトホットインサートで心地良い打感に
ラケットホーゼルによってオフセンターヒットでも安定した球の打ち出しを実現。直線を基調としたディテールでスクエアに構えやすいのが#2の魅力だ。オデッセイのお家芸、ホワイトホットインサートを搭載。

オデッセイ TRI-BEAM#2 特徴

渡邊‘s IMPRESSION
「ブレードの長さが短く感じて構えやすい」

「ソフトな打感でボールを押し込んでいくイメージが出ます。加えて三角ネックの安定感もすばらしい」

プレゼントNo.4
クリーブランド「ハンティントンビーチソフト プレミア パター #4」

クリーブランド ハンティントンビーチソフト プレミア パター#4

フェースミーリングを施したクラシックパター
304ソフトステンレスボディをグレーサテンPVD加工を施し、さらにブラックシャフトを使用することでシックな雰囲気に。独自のフェースミーリングによってトウやヒール側に対するミスヒットへの寛容性を高め距離のロスを最小限に抑える。

渡邊‘s IMPRESSION
「どこで打ってもミスにならない」

「フェース面全体にミーリングを施しているおかげか、トウ・ヒールヒットにも強いですね。ややグレーっぽい色合いで太陽の反射も一切気にならないので構えやすさもあります」

プレゼントNo.5
プロギア「シルバーブレード 01OS」

オフセット形状によるやさしさが特徴的
約4ミリという絶妙なオフセットを入れることで、スクエアに構えやすく、ボールのつかまりがよくなり、右へ押し出すミスを軽減した。ヘッド重量自体はそれほど重くないものの、フェース側を軽く、ソール後方を重くすることで、ブレードながら深重心・高慣性モーメントでミスヒットに強い。

渡邊‘s IMPRESSION
「ブレードなのにメチャクチャやさしい

「ブレード型パターでありながら『フェースバランス』で、やさしいですね。ブレードを使いたいけどちょっと難しいと思っている人にピッタリ。できるだけ開閉はしないで打っていきたいですね」

プレゼントNo.6
山田パター「Samurai Copper Smoked」

山田パター Samurai Copper Smoked

完全ハンドメイドで作り上げられた一品
1986年以来、独自の理論と製造技術で作られる「山田パター」。一本一本が完全ハンドメイドで作られているため、高級感溢れるパターになっている。フィル・ミケルソンやジョン・デーリーなど世界中のプロが愛用し、ツアーで多くの優勝者を輩出している。全体の丸みを帯びた形状は、職人による手作りだからこそ出せるデザイン。

渡邊‘s IMPRESSION
「グリップまで細やかに作られている」

「グリップが皮の素材でできているので手との密着感がすばらしい。白のドット効果で構えやすく、打感もソリッドな感じで手にじかに伝わってくるのがすごくいいですね。長く使い続けたいモデルです」

No.7
ヤマハ「YP-101」

ヤマハ YP-101

超正統派の形状でブレード好きの心をくすぐる
「Back to the Basic」をコンセプトにシンプルな形状を極めた正統派のブレード型パター。アドレス時の安定感をアシストする3面ソールやショットと同じようにイン・トウ・インの感覚でストロークできるノンフェースバランスが特徴。軟らかすぎず、適度な弾き感のある打感も魅力。フェース面に深さ0.03ミリのミーリング加工をすることで心地いい打感を実現している。

渡邊’s IMPRESSION
「強く転がってくれます」

「インパクトした瞬間から順回転がかかり、強い球が出るイメージです。普段のプレーでショートが多い人など、打ち切れない人にはピッタリです。見た目も『ザ・ブレード』という感じでカッコいい」

上記7モデルを各1名様にプレゼント!

このプレゼントの応募は締め切りました

応募締切:2023年10月19日

月刊ゴルフダイジェスト2023年11月号より