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【ゴルフジム】「ドライバーの飛距離をもっと伸ばしたいです」

読者の悩みを教え上手なプロがマンツーマンで解決する連載「ゴルフジム」。今回のお悩みは「ドライバーをもっと飛ばしたい」というもの。その解決法とは?

PHOTO/Norio Tsuburaoka TEXT/Daisei Sugawara THANKS/学芸大ゴルフスタジオ

教える人/兼濱 開人プロ

かねはまかいと。90年生まれ、沖縄県出身。プロコーチ・森守洋氏の一番弟子で、プロだけでなく、アマチュア、ジュニアまで幅広く指導する。「学芸大ゴルフスタジオ」ヘッドコーチ。

<今週のお悩み>
「ドライバーの飛距離をもっと伸ばしたいです」

久野 元恵さん(身長158cm/ゴルフ歴10/ベストスコア86/平均スコア95)
力強くクラブを振れているが、インパクトで左腰がやや目標方向に流れすぎていて、なおかつ重心が上ずっている。これだと、クラブが振り遅れてフェースが開きやすいため、飛距離のロスが発生してしまう。

ここが原因!
右足を蹴る力が強すぎます

切り返しで右足を蹴ってしまう

切り返しの瞬間に、左足裏に圧力がかかる前に右足を蹴ってしまうため、早い段階で下半身が浮き上がって(伸び上がって)しまう。そのため、クラブが振り遅れやすい。

久野 飛距離アップをしたくて頑張っています。

兼濱 久野さんはテークバックで右足に乗るのが上手なんですが、切り返しのときにも右足で蹴ってしまっているので、下半身から浮き上がって「振り遅れ」につながっています。ほんの一瞬でも左に乗れると、もっとスピードを出して先端(ヘッド)を振れます。

久野 どうしたら左に乗れますか?

兼濱 たとえば、テークバックで左足を上げて、上げた足を下ろしながらクラブを振ると、左足を踏み込む感覚、タイミングがつかめます。右手の感覚を生かしたほうが先端を振りやすいので、クラブを逆さに持って、右手だけで振ってみるとよりわかりやすいです。

久野 左足が踏み込めていないと、右手って振れないんですね。

兼濱 そうなんです。だから、「左足を踏む」という意識だとうまくできない人でも、「右手を振ろう」とすると、自然に左足が踏めたりします。右手と左足というのは、相互に関連しているということですね。

久野 少しスライスが出るので、それも飛距離が伸びない原因だと思っているんですが、左足をきちんと踏み込めて、右手でしっかりクラブを振れたらそれも直りますか?

兼濱 もちろんです。より確実につかまえるコツとしては、ヘッドの「トウ側の重さ」を感じて、その重い部分を振る(トウを回す)ような意識で振るといいと思います。

これで解決!
「タイミングよく左足を踏み込んで
     右手の感覚を生かして振ろう」

クラブを逆さに持ち左足を踏み込んで振る

ヘッドスピードを上げるには、右手の感覚が重要。クラブを逆さにして右手で持ったら、テークバックで左足を上げ、切り返しでその足を踏み込んで振る。左サイドで
右手の振りを先導しつつも、体が左に流れすぎない。

Point 1
グリップは指先に引っかけて握る

手で何かを握る際、手のひらで握ると対象物を固定しやすく、指で握ると動かしやすい。腕相撲は手のひらで握るのに向いているが、細い「棒」を扱うゴルフは指で握るほうがいい。

Point 2
左足を踏むと右手を振る準備ができる

切り返しで左足を踏み込んだ瞬間、まるで弓を引くときのように、左足と右手の間がピンと引き伸ばされる。これによって、胸の開きが抑えられ、その後右手をしっかり振っていけるようになる。

Point 3
トウ側の重さをイメージして振る

ヘッドのトウ側がより「重い」とイメージして振ることで、無意識にトウ側を速く回す振り方になる。インパクトでフェースが確実にスクエアに戻るだけでなく、ヘッド速度もアップする。

週刊ゴルフダイジェスト2026年8月4日号より

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