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【たま~に80台で回りたいッ!】Vol.68「ゴルフを休むと、どれくらいで感覚を戻せるのか?」

飛距離が出なくても、練習量が少なくても、たま~に80台で回るゴルフは十分に可能! コラムニストの木村和久がシニアのための89ビジョンを指南。

ILLUST/Shinichi Hoshi

>>前回のお話はこちら

先日珍しく、約ひと月ぶりにラウンドをしました。梅雨の大雨時季を外しただけですがね。その後は3週連続ゴルフとなり、通常運行に戻りましたけど。

しばらく雨にたたられ、自転車に乗って久々に練習に行ったのですが、ボールが全く当たりません。ボールはブレ、焦って打つからヘッドアップばかり。何とか半分ぐらい感覚を取り戻しましたかね。結局3日間通って、やっとラウンドできる状態に戻せました。

シニア世代がゴルフを休むと、ショット感覚を取り戻すのにひと苦労。というわけでゴルフの練習&ラウンドは、どれぐらいのペースで続けるべきか考えます。


ゴルフの現状維持とは?

ひと月クラブを握らないと、ショットは相当ひどいです。この状態でラウンドをしたら、いつもより10打は余計に叩くでしょう。

常にラウンドできる状態にしておくには、週に1回練習場に行くかラウンドをすべきです。つまり月2回ラウンドし、その間に2回ほど練習場に行く。これなら、そこそこのスコアが出せます。

個人的にもラウンド前は、必ず練習するように心がけています。そこで調子を見て、ダメならもう1回行くとかね。都合がつかず練習せずにラウンドすることもありますが、その時は、コースで練習を念入りにするしかないです。

何で練習が必要か?

せっかくラウンドをするなら、ゴルフの神様に対して失礼のないようにしないと。昔は仕事に追われて練習をさぼり、焦ってコースの練習場で調整するも、変なボールしか出ない。ムカついて2箱打って、ますます悪化させました、トホホ。

シニアになると、残り少ないゴルフ人生と悟り、1ラウンドを大切にしたいと思うようになります。だから決して無理なスケジュールは組みません。強引に予定を入れてのやっつけラウンドはなし。常にアップした状態で、ラウンドできるよう心がけています。

結局、ゴルフって結構なお金と時間がかかるわけでしょ。叩くともの凄いストレスが溜まる。それじゃ本末転倒じゃないか。ストレス解消が本来の目的ですから。そういう納得しないラウンドは、今後まずやらないでしょう。

上達メニューは別練習で

月2回ラウンドに月2回練習の2+2は現状維持メニューです。そこからスウィング改造やニュークラブ試打等の上達メニューは別練習となります。ゴルフはいかに実力アップをさせるかが難しく、非常に手間暇かかるのです。

スキルアップを目指すなら、続けて数回練習するしかないです。ニュークラブをコースデビューさせたら、次に反省会をしてまた練習。その繰り返しです。だから新機軸を試みるのは、かなりしんどい練習となります。

そこで提案したいのが、自分が使用しているブランドの派生クラブや型落ちクラブを試すことです。それだと使い勝手を知っているので、馴染むまでにさほど時間はかかりません。シニア世代は、いまさら最新の中空ハイテクアイアンとか、そういう新機軸に挑戦する気力もお金もありません。

それって最新のハイテクカーを買うのと一緒です。クルマの運転をやめて10年経ちますが、今EVなどのニュータイプカーを運転しろと言われたら、途方に暮れます。エンジンのかけ方から分かりません。キーを差さないタイプもありますし。クルマを運転するなら、ちょっと古いほうが安心する。ゴルフクラブも同じ考えです。

別メニューはこの2つ

ほかにやるべきことはたくさんあり、怠りがちなのはバンカーショットの練習です。近くに練習場があるので、たまにやりますが、これもコースで叩いた時に、悔しいから練習をするだけ。そしてバンカーショットが上手になり、慣れた頃また叩くの繰り返しです。

さらにアプローチを芝で打つ練習ですか。これはドライビングレンジだけでは限りがあります。アプローチ練習場があるコースで、早めに行って練習するのが理想ですが、これがなかなかどうして。

今回3日連続で練習したら、アイアンやUTがダフリ気味なことを発見。いろいろ考えた結果、打つ時、顔を右にずらして、斜めからボールを見るようにして、ダフリを解決させました。シニアは経験豊富ゆえ、考えながら練習すると、スキルがどんどんアップします。日頃のメンテナンスがいかに大事かですね。

教える人/木村和久

「89ビジョン」をはじめ様々なゴルフの楽しみ方を提案するコラムニスト。ベストスコア75。01年鶴舞CCキャプテン杯優勝。ゴルフ歴は35年。現在は扶桑CCのメンバー

週刊ゴルフダイジェスト2026年8月11日号より