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【マイギアを語ろう】スピンが増えすぎない工夫が満載! 蟬川泰果の14本セッティング

自身の道具へのこだわりを、プロ自らが語る連載「マイクラブ マイギアを語ろう」。アマチュア時代にツアー2勝を挙げ、一躍時の人となった蝉川泰果。中学時代から愛用しているというPINGのクラブに絶対の信頼を置いているというが、そのこだわりとは?

TEXT/Hikaru Togawa PHOTO/Hiroaki Arihara、Tadashi Anezaki

蟬川泰果 せみかわたいが。2001年生まれ兵庫県出身。昨年は史上初となるアマチュアでのツアー2勝を挙げ、プロ転向を表明。今シーズン、関西オープンで早くもプロ初優勝を挙げた

スピンを極力抑える仕様に

基本的に“つかまり顔”は苦手、という蟬川泰果。

「ドライバーもつかまりそうなのはNGだし、以前使っていたアイアン型UTも、他のアイアンよりつかまりやすい形状だったから『i525』の3番に替えました」

球をつかまえやすいスウィングだから、スピン量も増えやすい。持ち球はフェードだが、スピン量を抑えられるスペックを選んでいる。

「ドライバーはちょっとスピンが少ないほうが好きで、向かい風でもあおられない打球がいい。『G430 LST』がしっくりきています」

ただ、昨年とはヘッド後方のウェイト位置を変更。

「少し右へのミスが気になっていたので、トウ寄りに入れていたのをセンターにしました。それがよかったのか、解消できました」

ウェッジでもスピンが入りすぎるのを抑えるため、50度は『グライド4.0』から『i230』のUWに変更。

「バウンスを少し削ったので、抜けもいいです」

ドライバー
ピン「G430 LST」

ロースピンモデルを使用
昨年の日本オープン優勝時はつかまりすぎないようライ角も3度フラット、バックウェイトもトウ寄りだったが、現在は1度フラットでウェイトもセンターに

ウェッジ
ピン「GLIDE 4.0」

バウンス角12度の『S』、6度の『T』
56度はバウンス角12度『Sグラインド』、60度は6度『Tグラインド』を選択。「両方あったほうが状況に応じて使い分けができます」

50度だけ「i230」のUWを使用

50度は、スピンが入りすぎるのを抑えるため、あえてアイアンセットの「UW」を使用している

パター
ピン「アンサー」

『アンサー2』より角ばらない顔が好き
硬めの打感を好み、フェースの溝は浅く加工。「

クラシカルな丸みのある形状が好きで、高校3年くらいにカクカクした『アンサー2』から『アンサー』に替えました」

シャフト選びも
徹底してこだわる

アイアンの切れ味に定評がある蟬川。ツアー優勝時はすべてピンのマッスルバック『ブル―プリント』だが、シャフトなどの仕様は少しずつ変わってきている。

現在のシャフトは『NSプロモーダス3』のプロトタイプ。ステップレスで、スピン量が抑えられるという。

同様に、UT代わりの『i525』3番だけカーボンコンポジットシャフトにしたのは、スピン量をさらに抑えて棒球のようなライナーで飛ばすのが目的。

また、今年3月末の東建ホームメイトカップから使い始めたヘッドは、7~9番、PWのトップブレードが直線的に削られている。

「4~6番と違って、丸みを帯びていて構えにくかったんです。で、削って角ばらせたら、直線感が出てストレートに構えやすくなりました」

アイアン
ピン「BLUEPRINT」

高校時代から同一モデルを愛用
高校2年まではピン『iブレード』だったが、『ブループリント』に替えてからは変更なし。ただしスペックの調整は多い

トップの丸みを削り真っすぐ構えやすく

「通常の短い番手はトップのラインに丸みがあって僕にとっては構えにくかった。7~9番、PWを削ったら、いい感じに」

「トップブレードが真っすぐで、全体的に角ばって見えるほうがアライメントをとりやすい。構えやすくなった」

蟬川泰果の14本セッティング

月刊ゴルフダイジェスト2023年7月号より