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【幸服論】Vol.65 “男の定番色”を上手に活用! トミー・フリートウッドの正統派コーデ

幸服論
2023.12.23

スタイリストの森岡弘さんがゴルフの着こなしについて語る「幸服論」。今回は、PGAツアーでも人気のナイスガイ、トミー・フリートウッドの着こなしを解説してもらった。

PHOTO/Hiroaki Arihara

トミー・フリートウッド 欧州ツアー6勝の32歳。2023年のDPワールドツアー選手権で2位になるなど好調をキープ(Photo by Jared C. Tilton/Getty Images)

●今月のテーマ●

「重ね着」の着こなし方

トミーの着こなしは誰でもカッコ良くキマる

――PGAツアーでもっとも“イケメン”だと思うのがトミー・フリートウッドです。彼の着こなしってやっぱり彼しか似合わないのでしょうか?

森岡 クールな顔つきにヒゲと長髪ですからキャラクターは強いですよね。でも、実は着こなしは無難というかオーソドックスなんです。

――たしかに、着こなしにはファウラーやフィナウのような個性はない気がします。

森岡 はい、だからこそ彼の着こなしは誰にでも参考になるんです。

――なるほど。ではどういったところをポイントにおけばいいですか?

森岡 色を2トーンでまとめることです。ネイビーの1トーンにピンクを入れたり、白を入れたり。もしくはトップスとインナーを同色にして、パンツだけ色を変えるなど、シューズも含めて3色以上使わないのがポイント。それと、ネイビーや青、グレーなど男の定番色をベースにすることで、ヒゲ&長髪でも好印象に見えるのだと思います。

――ということは、ぽっちゃり体形だったり、なで肩だったり、あるいは顔が大きかったりと、少しネガティブなキャラクターの人でも印象よくキマるということですね。

森岡 そうです。なので皆さんも取り入れてみてはいかがでしょうか? 簡単にカッコ良くなれますよ。

「結構オーソドックスな合わせ方なので誰でも真似できます」(森岡)

PHOTO/Getty Images

カーキ×ベージュのシックなコーデ

「彼はベストを上手に組み合わせている印象があります。同色ならば簡単に合わせられますよ」

ベスト4万5100円、インナー2万2000円、パンツ2万7500円、キャップ8140円/すべてブリーフィング ゴルフ、グローブ2420円/タイトリスト、シューズ3万800円/フットジョイ

柄を差し色にした華やかコーデ

「柄入りのシャツは青系×白でまとめると派手さが抑えられスタイリッシュに決まります」

ブルゾン1万9800円、パンツ1万3200円、ニットキャップ4950円/すべてタイトリスト、シャツ9900円、グローブ1980円、シューズ1万7600円/すべてフットジョイ

グレーを基調にした落ち着いたコーデ

「モノトーンコーデはグレーを積極的に取り入れることで洗練度高く仕上がります」

ブルゾン1万9800円、パンツ1万3200円、ニットキャップ4950円/すべてタイトリスト、シャツ9900円、グローブ1980円、シューズ1万7600円/すべてフットジョイ

<問い合わせ先>タイトリスト、フットジョイ(アクシネット ジャパン インク0120-935-325)、チュース(チュースショップ東京 03-5422-6381) ブリーフィング ゴルフ(ブリーフィング 六本木ヒルズ店 03-6434-5922)

解説/森岡 弘(スタイリスト)

ファッション誌の編集からスタイリストに転身。芸能人やアスリートなどの多くの衣装を手がける

月刊ゴルフダイジェスト2024年2月号より