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【ゴルフ初物語】Vol.69 プレーすることが難民救済支援になる? 1984年“国連”の協力ゴルフ場が滋賀県にオープン

地震や豪雨など、近年の災害に対し募金活動やチャリティを呼び掛けるプロゴルファーや団体、ゴルフ場は多いが、1984年に開場したオレンジシガCCは国連に協力して難民救済の募金活動を行っていた。

ゴルフ場で募金活動

ニューヨークに本部を置く国連(国際連合)は1945年10月24日に51カ国の加盟国で設立された。日本は11年後の56年12月18日に80番目の加盟国となり、今年で加盟65周年を迎えている。国連には世界の平和と安全を守るという大きな目的があるが、同時に貧しい人々の生活を向上させるという役割も担っている。その国連の日本での民間窓口となっているのが日本国際連合協会。そして84年に開場した滋賀県のオレンジシガカントリークラブは開場時から同協会指定の協力ゴルフ場だった。

オレンジシガCCは隣接していた甲賀CCから既設の9ホールを買収し、新たに9ホールを造成して完成。84年の開場時は運営会社の社長からクラブの理事、役員まですべて関西大学OBや関係者で占められ、さながら関大校友会といったゴルフ場だった。そしてクラブの名誉書記が日本国連協会の関西本部長だったことから指定ゴルフ場となり、入場者に難民救済資金としてひとり100円を募るだけでなく、フロントのカウンターに募金箱を置いて協力を呼び掛けることに。

当時の日本国連協会の担当者によると「国連からの要請で、日本国連協会でも難民救済募金を続けています。協力していただける場所に募金箱を置いているのですが、ゴルフ場のようなところが協力していただければ大変助かります。現在もお話をすすめているゴルフ場があるのですが、実現したのはこれが初めて。できれば多くのゴルフ場にも協力していただきたいですね」。

クラブハウスにはクラブ旗とともに水色の国連旗が掲揚され、集まったお金は、まとめて日本国連協会滋賀県本部を通じて難民救済の資金として国連に寄付されたという。

週刊ゴルフダイジェスト2022年1月4日号より