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【ゴルフせんとや生まれけむ】杏さゆり<前編>「ボウリングならナイススコア(笑)」

ゴルフをこよなく愛する著名人に、ゴルフとの出合いや現在のゴルフライフについて語ってもらうリレー連載「ゴルフせんとや生まれけむ」。今回からの語り手は、グラビアアイドルの杏さゆりさん。

最初にクラブを握ったときがゴルフを始めたときというのなら、私の場合は23、4歳の頃です。お友達に誘われて、打ちっ放しも経験せずにいきなりコースに連れていかれたのがゴルフとの出合いでした。

でも、クラブの握り方も振り方もわからず、何もかもが見よう見まねでしたからゴルフになるわけもありません。ボールを飛ばすことすらできず最初から最後まで球転がし(笑)。そんな状態では、やっぱり楽しくなくて「何が面白いんだろう」と思っていましたね。それからしばらくは1年に1回行くか行かないかという感じが続いて「ゴルフをやっています」とはとてもじゃないですが人には言えなかったですね。スコアだって数えるどころじゃなくて、おそらくちゃんと数えたらボウリングのナイススコアぐらいだったんじゃないでしょうか(笑)。それぐらいひどかったです。


そんな私が本格的にゴルフをやろうと思ったのは3年ほど前でした。私はわりと多趣味で冬はスノーボード、夏はスキューバを昔からやっていますし、あとは、お料理を作ったりお酒を飲んだり映画を見たりするのも大好きなんですね。でも、よくよく考えてみると、1年を通じて体を動かせるものがないなと。その頃、仕事先の方からも「ゴルフをやろうよ」と誘われることが多くなり「今だ」と思ったんです。仕事関係の方と回るには、ある程度できるようにならなくてはダメですよね。「そうだ京都、行こう」じゃなくて「そうだゴルフをちゃんとやろう」となったんです(笑)。

思い立ったら吉日と、まずはレッスンプロに習ってフォームをチェックしてもらいました。それまではヘタはヘタなりに飛距離はまあまあだったんです。でも、フォームを直してもらうと飛距離はさほど変化はなかったのですが、方向性が良くなってスコアがまとまるようになりました。といっても、160くらい叩いていたのが125前後になった程度ですから、もちろんまだまだヘタなのに変わりはないんですけれど(笑)。自分では、人に大迷惑をかけるレベルからは脱してきたかなと思っています。

ちなみにベストスコアは119。110を切るのが目標で、実は100は切らなくてもいいかなと思っている自分もいます。100を切っていることがみんなに知られるとハードルが上がっちゃうし……(笑)。

それと、本格的にゴルフを始めた私には1つ夢があります。私は子どもの頃からクルマ好きで、ロンドンに留学していたときはF1にハマってシルバーストーンサーキットまで行ったほどなのに、タイミングを逸していて運転免許を持っていないんです。以前、ある自動車メーカーさんからお仕事の話をいただいたのに、免許を持っていないということでキャンセルになってしまったこともありました。それで今、ゴルフと同じく一念発起、教習所に通っています。おそらくこの記事が出る頃には免許を手にしているはず。これまではゴルフに行く際は誰かに迎えに来てもらうばかりでしたが、今度は自分が運転してみんなを迎えに行く番かなと今から楽しみにしているんですよ。

杏さゆり

あんずさゆり。1983年神奈川県出身。2000年にグラビアデビューし「くびれの女王」として人気を博す。2021年には7年ぶりのグラビア撮影に挑戦したほか、舞台を中心に活躍中

週刊ゴルフダイジェスト2022年6月7日号より