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【ゴルフせんとや生まれけむ】林昌範<後編>「ミズノの3鉄が相棒です」

ゴルフをこよなく愛する著名人に、ゴルフとの出合いや現在のゴルフライフについて語ってもらうリレー連載「ゴルフせんとや生まれけむ」。今回の語り手は、前回に引き続き元プロ野球選手の林昌範氏。

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  • ゴルフをこよなく愛する著名人に、ゴルフとの出合いや現在のゴルフライフについて語ってもらうリレー連載「ゴルフせんとや生まれけむ」。今回の語り手は、元プロ野球選手の林昌範氏。 高校卒業後にプロ野球の世界に入り、1年目のオフにゴルフを始めたので、19歳の冬ですかね。左投げ左打ちなので、ゴルフも左打ちでスタートしました。野球用品でお世話になっていたミズノさんにクラブ一式を揃えてもら……

巨人に7年間在籍した後、日本ハムと橫浜DeNAでプレーしました。ジャイアンツは今でこそ2月のキャンプ中のゴルフがOKになりましたが、当時はNGでしたから、ゴルフクラブを持っていきませんでした。

ところがファイターズに入るとキャンプ中もゴルフOKで、しかも練習が午前中で終わる日が結構あるんですよ。午後はやることがありませんから、チームメイトとしょっちゅうゴルフに行っていました。


ベイスターズのときはキャンプ中の休養日にみんなでゴルフに行っていました。三者三様で面白かったですね。ちなみにベストスコアは、ベイスターズ時代に出した88です。

ただ、ボクはひじの手術を2回していて、手術後はゴルフに行けませんでした。現役時代の終盤にようやく80台のスコアが出て、「これから上手になるかな」と期待していたんですけど、1年以上クラブを握らないと、スコアは90台中盤に戻ります。「ゴルフは再現性のスポーツ」とよく言われますが、「こんなにブランクが空いたら再現できなくなるよな」と嘆いていました。

現役引退後は再現性アップを目指し、ウェッジの52度と58度をひたすら練習した時期もありました。でも、飽きてしまうんですよ(笑)。「もうダメだ」「やっぱりドライバーだ」と、ドライバーをひたすら打つ練習に逆戻りしました。それじゃあドライバーが得意かといったら、そういうわけでもないのが悲しいところ(笑)。プロ野球時代の仲間たちと一緒にゴルフに行くと、「もっと振れよ」と言われます。でも、もっと振るとスライスが出るのがわかっているので、上から叩いて低い球を打ち、曲がり幅を抑えています。

ボクは今、父親が経営している自動車教習所で専務を務めていて、教習所業界のコンペに呼ばれることもあります。そのコンペは参加者も年齢層が高く、40代のボクが一番若いんですよ。しかも元プロ野球選手で体も大きいので、スタートホールのティーショットはめちゃめちゃ見られます。でも、ドライバーが超低弾道で飛んでいくのを見て「ん!?」となります。それでも260~270ヤードくらい出ているので、参加者のなかでは一番飛んでいるんですけどね。

ドライバーは好きなクラブですが、得意ではなく、一番得意なクラブは3番アイアンです。これだけはずっと手放すことができず、アイアンセットとは別機種のミズノの3鉄を常備しています。ちなみに4鉄は入っていません。

ドライバーでチョロしたときも、林から出すときも、残り200~210ヤードでグリーンを狙うときも、すべて3鉄です。ユーティリティも試しましたが、やっぱり3鉄が手になじんでいるというか、ミスが少ないです。キャディさんにも「困ったらコレでいくので、何も言わずに3鉄を渡してください」と伝えます。

今の目標は、得意の3鉄を駆使して、コンスタントに80台のスコアで回れるようになりたいですね。そのためには、練習をもっとしっかりやらなきゃいけないなと思っています。


林昌範


1983年生まれ、千葉県出身。01年ドラフト7位で巨人に入団。2年目から1軍に定着し、リリーフ投手として活躍。08年トレードで日本ハム移籍。11年橫浜DeNA入団。17年引退。引退後は父親が経営する自動車学校の専務を務めながら、解説者としても活動

週刊ゴルフダイジェスト2026年7月14日号より