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ゴルフボールでリフティングしながら2.9km! 驚愕の記録を達成した人物とは?【ゴルフの数字】

4人1組、1ラウンド18ホール、パー72……ゴルフにまつわるいろいろな数字。知らなくてもゴルフはできるけど、知っていればゴルフがもっと楽しくなる! 今回は、移動しながらゴルフボールリフティングを続けた世界記録をご紹介。

ゴルフボールを地面に落とすことなくクラブで弾き続ける「ゴルフボールリフティング」。SNSでプロゴルファーがやっているのを見ると簡単そうに見えるが、実際にやってみると意外と難しいのが分かる。

そんなゴルフボールリフティングのギネス記録は以前紹介した通り「1時間44分32秒」で日本で達成されている。両手にクラブを持つ二刀流での記録も日本で達成されており、その記録は「1時間2分32秒」。

  • 4人1組、1ラウンド18ホール、パー72……ゴルフにまつわるいろいろな数字。知らなくてもゴルフはできるけど、知っていればゴルフがもっと楽しくなる! 今回は「ゴルフボールリフティング」の世界記録を取り上げる。 2022年に日本で更新! ゴルフのギネス記録には、「ドライバーで515ヤード」「24時間で851ホール」と、常人には不可能とも思えるとんでもない記録が多く……

ただしこの記録は「その場でのリフティング」の話。今回紹介するのは「移動しながらのゴルフボールリフティング」の記録だ。

達成したのは、アメリカのアシュリタ・ファーマン。2010年7月11日、ニューヨークのセントジョーンズ大学の競走用トラックを使用し、SWでリフティングしながら移動した距離は2903メートル(1.8マイル)。これがギネス世界記録に認定されている。

ファーマンは41分22秒かけて1周400mの競技用トラックを7周以上周回しながらリフティングを続けたという。その場でも難しいゴルフボールリフティングを3キロ近く移動しながらやるのは至難の業だ。

ところで、このアシュリタ・ファーマンという人物はギネス界での超有名人。というのも、彼は最も多くのギネス記録を持っている人物で、さまざまな記録を生み出し、また記録を塗り替える、押しも押されもせぬギネスマニアなのだ。

初めての記録は1979年。ジャンピングジャック2万7000回という記録を打ち立てた(ジャンピングジャックとは両手両足を開く・閉じるを交互に繰り返すトレーニング)。それ以降600以上のギネス記録を達成し、現在でも200以上のタイトルを保持している。

ゴルフ関係でいうと、ゴルフボールリフティングのほかにも「1分間にゴルフクラブでゴルフボールを打った最多回数」で241回という記録も持っている。単純計算で1秒に4回。2018年、ファーマンが64歳のときに達成したとんでもない記録だ。