4人1組、1ラウンド18ホール、パー72……ゴルフにまつわるいろいろな数字。知らなくてもゴルフはできるけど、知っていればゴルフがもっと楽しくなる!　今回は、世界で最も多くのホール数を有するゴルフ場のお話。

ゴルフの1ラウンドは18ホールと定められており、ゴルフ場も通常は18ホールで構成されていることが多い。

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しかしなかには広い敷地を有し、27ホールや36ホールを備えるゴルフ場も。女子ツアーの開催地ともなっている軽井沢72ゴルフなどは、全6コース・計108ホールを誇るマンモスコースだ。

しかし世界を見渡すと、もっと多くのホールを備えるゴルフ場がある。世界で最も多くのホールを有するのは、中国深圳にある「ミッションヒルズ・ゴルフクラブ」。なんと12コース・計216ホールというケタ違いのスケールだ。

敷地面積は20平方キロメートルで、これは東京都小平市の面積とほぼ同じ。コースでは3000人のキャディが雇われ、1日あたりのプレー数は2000～3000。コース管理のためのスプリンクラーは3万個用意されており、バンカーにはトラック5000台分の砂が入れられているとか。

単にホール数がたくさんあるだけでなく、12あるコースはすべて、名だたるプレーヤーが設計・監修を行っている。帝王ジャック・ニクラスを始め、グレッグ・ノーマン、アーニー・エルス、アニカ・ソレンスタム、ビジェイ・シン、ニック・ファルド、ホセ・マリア・オラサバル、デビッド・レッドベター、そして日本のジャンボ尾崎が設計したコースもあり、どれも本格的。

ほかにも、ホテルや映画館、テーマパーク、テニスコート、NBAのバスケットコートなどもあり、中国のレジャー産業を代表するスポットとして人気を博している。

ちなみにミッションヒルズには、姉妹コースとして海南島に「ミッションヒルズリゾート海口」があり、そちらも10コース、180ホールを備える。

お金と時間に余裕のある向きは、中国ミッションヒルズ396ホール制覇に挑んでみてはいかがだろうか。

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