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【矢野東のクルマ探訪】Vol.13 マクロン大統領が乗るにふさわしい上質サルーン「DSオートモビル N°8」

ツアー3勝にして、プロゴルフ界きってのクルマ好き。これまで乗ってきた台数は優に20台超え。現在はメルセデス・ベンツGクラスを所有する矢野東プロが、気になるクルマをレビュー!

PHOTO/Kosuke Mori

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フランス車らしい
しなやかな乗り味

ドイツ車や日本車ばかり乗っていて、あまり他の国のクルマに乗る機会がなかったという矢野。そこで今回はフランスの現行モデルでフラッグシップとなる「DS N°8」に乗ってもらった。

「DS? そもそもこのブランド自体あまり知らないのですが、フランス車らしい、個性的なデザインですね。フランス大統領の公用車というわけで、どれだけ乗り味が上質なのか気になります」  

そもそもDSは、シトロエンから派生したブランドで、日本車でいえばトヨタとレクサスに似ている。つまり、位置付けとしてはシトロエンは大衆向けで、DSはフランス政府の公用車に使われるなどプレミアムブランドとなる。そのなかでも今回のN°8はフラッグシップモデルで、フランス大統領の公用車としても使われている。

「全長が4.8m、全幅が1.9mと、フラッグシップモデルにしては、さほど大きくないので街中でもストレスなく走れます。走りは独特ですね。ドイツ車のしなやかさとも違う、少しフワッとした乗り心地で、柔らかい絨毯の上を走っている感覚。これがフランス車でよく言われる“猫足”というものでしょうか。とにかくコーナリング時もフラットな姿勢を保ち、滑らかな動きをします。あまりドイツ車や日本車にはない動きですね」  

また、N°8はインテリアのデザインもドイツ車にはない雰囲気が漂っているという。

「操作性が悪いというわけではないですが、とにかく美しさありきのデザインが個性的ですね。アートに包み込まれているというか、ひとつひとつのパーツにこだわりを感じます。このN°8に乗り続けたら、ほかのクルマのインテリアは地味に感じるかもしれません (笑)。それぐらい印象的です。 外も中も個性的なので、ゴルフ場へ乗りつけたらインパクト抜群でしょう。公用車になるぐらいですからイバリが利いているのでゴルファーにもオススメ。SクラスやレクサスLSを出し抜くには最高の一台かもしれません」

美術館にいるような
アーティスティックな空間



クロススポークデザインのステアリングが特徴的。スポークには「クル・ド・パリ(パリの石畳)」と称される緻密なエンボス装飾が施される。「スイッチ類が独特なので最初は戸惑いますが慣れれば使いやすいかも」

後部座席は足元が広くて
ゆったりくつろげます


公用車として使われている通りリアシートはかなりゆとりがある。「足元が広いだけでなく、背もたれの角度も良い。ショーファーとして使いたいですね」

DSオートモビルズ N°8

●全長×全幅×全高/4845×1900×1585㎜ ●ホイールベース/2905㎜ ●車両重量/2300kg ●パワーユニット/交流同期電動機×2 ●最高出力/前207kW/7500rpm・後83kW/14000rpm ●最大トルク/前343Nm/250-5300rpm・ ●後166Nm/0-4735rpm ●価格/1005万円~

「フランス車で1000万円超は驚きましたが、大統領の公用車なら納得。荷室をもっと大きくしてほしい……」(矢野)

週刊ゴルフダイジェスト2026年9月22日号より

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