書籍
30歳からゴルフを始めた賞金王

■著者/寺西 明
30歳で100を打っていたゴルファーが、
シニアツアーで賞金王に!
なぜそんなに早く上達できたのか?
本作の著者は、2020年のシニアツアー賞金王であり、2021年のレッスン・オブ・ザ・イヤーを受賞した寺西明プロです。
彼は30歳直前にゴルフを始め、自己流でスウィングを身につけたにもかかわらず、2年足らずでシングル入り。40代には多くのアマチュアタイトルを獲得して、49歳でプロテストに合格するなど、驚異的な速さで上達しました。そしてついに、54歳でシニアツアーの賞金王にまで輝いたのです。
寺西プロはなぜ、そんなに早くゴルフが上手くなれたのか? その秘密が明かされています。 短時間で効率よく上手くなるためにはどうすればいいかを、考え抜いた末にたどり着いた独特なスウィング理論と練習法・ドリルの数々を、寺西プロはすべて明かしてくれました。さらに、彼の上達を支えたゴルフに向き合う姿勢や情熱も収録しました。
これからゴルフを始める人にも、ゴルフ歴を重ねながらも伸び悩んでいるプレーヤーにも、参考になることは間違いないでしょう。
●発売日:2021年6月28日 ●判型:四六判
●ページ数:192ページ
■紙版定価:1,540円 ■電子版価格:1,232円 (いずれも税込)
※現在この書籍は有料会員読み放題の対象外です。
サンプル版はどなたでもお読みいただけます。
※紙書籍も同じページから購入可能です。
【主な目次】
第1章 こうしてボクは30歳からプロになった
・野球に夢中だった少年時代
・会社を立ち上げるためにゴルフを始める
・空き時間を見つけては鉄の棒を振り回した
・試合に出て1打の重みを知る
・セオリーや常識には上達を妨げるものがある
・緊張することよりも緊張しないことのほうが怖い
【寺西明の人生から学ぶ10のヒント】
・覚悟がボクを強くしてくれた
【寺西流 目標達成プログラム】 ほか
第2章 寺西流・短時間上達法 ~練習編~
・実践を想定した練習じゃないと意味がない
・実際のコースをイメージして打つ
・初・中級者こそ曲げる練習が必要なんです
・脚の動きで球筋をコントロールする
・SWで球の高さを打ち分けてみよう
・1つの距離を複数の番手で打ち分ける
・レベルな軌道で打つのが距離感を揃えるコツ
【寺西流・短時間上達メニュー】
・自分を知っている人は上達が早い ほか
第3章 ゴルフは止まったらおしまい ~スウィング編~
・ステップ打ちで動きを止めないスウィングを身に付ける
【SWのステップ打ち】
・基本のスウィングは下半身で打つ
【アンダースローのごとくスウィングしよう】
・ドライバーはソフトに、ウェッジはしっかりめに握る
・地面から力をもらってテークバックする
・バックスウィングで体をねじっても意味がない
・切り返したあとは丹田を左に回すだけ
・ボールを見つめない。足は踏ん張らない
【Driver Shot(正面)】 ほか
第4章 ショートゲームがスコアの要 ~パット&アプローチ編~
・パッティングも止まったら負け
・パターは下から握りハンドアップに構えている
・右腕の橈骨でフェース面を感じる
・カップを狙うときは1点を狙う
・いろいろ遊びをするとアプローチが上手くなる
・ボールをトウ寄りに置いて左に飛ぶミスを防ぐ
・バンカーショットは目標に向かって真っすぐ振る
【バンカーショットのポイント】
[コラム]賞金王になれたは高橋勝成さんのおかげです。
【Driver Shot(後方)】 ほか
寺西 明(てらにし・あきら):プロフィール
1966年3月生まれ。兵庫県出身。中学卒業後、鉄鋼関係の会社に就職、溶接などの仕事に就く。その後、さまざまな仕事を経験し、32歳で(株)明完企工を立ち上げる。ゴルフを本格的に始めたのは30歳になる直前。そこから、2年目にはシングル入りし、競技ゴルフの世界に入る。08年に日本アマに初出場、11年関西ミッドアマ優勝、14年関西アマ優勝など、多くのタイトルを獲得。15年49歳でプロテストに一発合格し、プロ入り。16年からはシニアツアーに参戦し、17年にツアー初優勝を飾る。20年には日本シニアオープンを制し、同年の賞金王に輝く。ドライバーの飛距離は300Yを超えるが、得意なのはパットとアプローチだという。