【人気連載アーカイブ】ミナセの小部屋Vol.16「右腕はムチのようにしなやかに」加速フォローの作り方
1年で50ヤードも飛距離を伸ばした『ゴルル』メンバーの小澤美奈瀬が飛ばしの秘訣を伝授する本連載。今回は最後の一押しを可能にするフォローでの腕使いを教えてもらった。
PHOTO/Takanori Miki
こんにちは、小澤美奈瀬です。今回は、フォローのお話です。みなさんが知っているプロのスウィングを見ると、ほどんどの選手が、フォローで右腕が伸びていませんか?
理由はヘッドの遠心力によって、腕が引っぱられているからです。
要するに、フォローまでヘッドが加速している証拠なので当然、飛距離が伸びます。
そのフォローを目指すには、まず右ひじと右手首が曲がったハンドファーストのインパクトができること。
そこからフォローでヘッドを投げるようにして、曲がった関節を一気に解放させるのです。インパクト前に右腕が伸び切っていると、フォローで遠心力が働きません。
インパクト以降は、右腕をムチのように柔らかく使い、クラブが抜けない最低限の力加減でグリップすることが大切です。
ぜひ試してみてください。
Point
右腕をムチのようにしてパワーを解放させる
インパクト前に右腕が伸び切るとヘッドは走らない
週刊ゴルフダイジェスト2019年12月17日号より