「年間300ラウンド」「すべてレギュラーティー」エージシュート1000回間近の86歳、達者すぎるゴルフ生活
この2年間、コロナ禍でもゴルフ場は入場者増加の傾向にあり、以前よりラウンド数が増えたというゴルファーも少ないのでは? だがラウンド数が増えたといっても、この方にかなうゴルファーは国内にいないかもしれない。
東京在住の田中菊雄さん(86)の2年間のラウンド数は驚くなかれ、なんと約600回!
「誕生日が3月3日なので、正確には85歳になった20年3月3日から21年の3月2日までに年間317ラウンド。86歳になった21年3月3日からは12月23日時点で270ラウンドでした」
年間317ラウンドを12カ月で割ると1カ月に26回……。週に6日はゴルフ場に通い続けた計算だ。
「21年の2月は1日も休まず28日皆勤賞です。雪や台風に遭遇したときは予約してあったゴルフ場を変更してラウンドしました(笑)」
この期間中、85歳の年はエージシュートを218回、86歳になって202回達成し、12月23日時点の通算回数は942回。さらに驚くことに田中さんのエージシュートは全部レギュラーティーで達成している。
「トータル6100ヤード以上のコースでのみラウンドしています。87歳の誕生日までに通算1000回達成を目標に21年は9月13日から12月23日まで103日連続ラウンド中ですが、いまのままだとちょっと足りそうにないのが、かえすがえすも残念(笑)」
エージジシュートはゴルフの達人であれば誰でもできるというわけではない。健康でないとできないし、仕事でも成功していないと難しい。家庭やゴルフ友達にも恵まれないといけない。言い換えるとエージシューターは「人生の達人」なのだ。田中さんは東京よみうりCCの「TYCC金曜会」会長で、月1回例会を重ねているが、幹事の久家博司さんはこう語る。
「例会の挨拶で田中さんが必ず口にするのがプレーファストとエチケット・マナーを守りましょうということ。ゴルファーの鑑ですね」
週刊ゴルフダイジェスト2022年1月25日号より
こちらもチェック!
- 渋野日向子の専属トレーナー・斎藤大介氏がゴルファーにおすすめのトレーニング&ストレッチメニューを紹介する「らくトレ・ゆるスト」。今回は、渋野日向子が朝の練習場で必ずやるという効果抜群のエクササイズを教えてもらった。 TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Atsushi Tomura MODEL/Nanoka Hagiwara(GOLULU) ……
- スコアメイクをする上で、最も重要なのがアプローチとパター。とくにアプローチは、ピンが目の前にあるだけに、確実に1パット圏内に寄せたいところだが、なかなか一筋縄にいかないところ。そこで今回は、Myゴルフダイジェストの記事の中から、アプローチに悩む人にオススメしたいレッスン記事をピックアップ! これを読めばスコアがグッと縮まる! PGAの名手が語るアプローチの極意とは?……
- ただでさえ体が回りにくい冬ゴルフ。朝の練習場でいきなりフルスウィングはケガのもと。しっかりと体を温め、スタートホールから最高のパフォーマンスを発揮するためのウォーミングアップ法を、渋野日向子のトレーナーを務める斎藤大介氏に聞いた。 TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato、Shinji Osawa THNAKS/ムーンレイクGC鶴舞C MODEL/Nanok……