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【矢野東のクルマ探訪】Vol.9「HYUNDAI ネッソ」航続距離1000km超 次世代モビリティの水素燃料電池車

ツアー3勝にして、プロゴルフ界きってのクルマ好き。これまで乗ってきた台数は優に20台超え。現在はメルセデス・ベンツGクラスを所有する矢野東プロが、気になるクルマをレビュー!

PHOTO/Kosuke Mori

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リビングのような室内空間がオシャレ

これまで乗ってきたクルマはガソリンエンジン一筋だった矢野。最近は電気自動車にも興味を持っているようで、今回はさらなる次世代モビリティとも言える水素燃料電池を搭載したヒョンデの「ネッソ」に乗ってもらった。

「形こそSUVですが、ラインの描き方が近未来的な感じ。ゴルフ場に乗り付けたら絶対に注目を浴びる一台ですね。そして僕が特に気に入ったのはインテリア。白で統一されていることもありますが、オシャレな部屋のリビングみたいでリラックスできそうな空間です。ただ、飲み物をこぼさないように気を使いそうですが……(笑)。スイッチ類が少なく、ほとんどの操作をモニターで行うのはいまどきですね。画面が大きくて、何よりサイドミラーがなく、左右のデジタルモニターで確認するのは新鮮。慣れるとかなり見やすいと思います」

ネッソの注目点は水素燃料電池車ということ。162ℓの大容量水素タンクと150kWの高出力モーターを搭載し、約5分程度の充塡で走行距離1014キロ(参考値)を実現する。

「とにかくメチャメチャ静かですね。EV車よりも静かな感じがしますし加速も気持ちいい! そして、何より印象的なのが操舵のしやすさです。サイズが大きくない分、取り回しがしやすくて小回りが利く。そして走行中のコーナリングがスムーズで、少し速い速度でもボディが全く振られません」

ネッソは駆動用モーターのトルクを制御し、前後輪の荷重配分を最適化するe-ハンドリング機能を搭載。コーナー進入時には、モーターに制動トルクを発生させ、荷重が前輪側へ移動することで前輪の接地性を高めてくれる。さらにコーナーを抜けると瞬間的にモーターの駆動トルクを高めて前輪に集中していた荷重を後輪へ配分し安定性を確保している。

「スタイルが個性的で、安定した走り。さらに1000キロ以上も走るのは魅力です。EV車と違い充電時間がないのもいいですね」

キャッチーなデザインが目を引く

後部座席が広いうえに、ラゲッジルームもかなり広いのがいいと矢野。「リアシートのリクライニングが寝ているのでしっかりくつろげます。足元も広いですね」

キャディバッグが3つ入る広いラゲッジ

全長4750ミリ、全幅1865ミリのサイズ感が良いと矢野。「荷物が入って街中で運転しやすい絶妙なサイズ感。デザインが近未来的なのでサイズ以上の存在感があります」

HYUNDAI NEXO Lounge+

●全長×全幅×全高/4750×1865×1690㎜ ●ホイールベース/2790㎜ ●車両重量/1970kg ●パワーユニット/水素燃料電池+モーター ●最高出力/204ps/4200-5000rpm ●最大トルク/350Nm/0-4000rpm ●価格/835万円

「水素燃料電池という新しさは優越感に浸れるかも。ただ、水素ステーションが全国にどれぐらいあるか……」(矢野)

週刊ゴルフダイジェスト2026年7月21日号より