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【矢野東のクルマ探訪】Vol.6「MASERATI グランツーリズモ トロフェオ」紳士的なのに踏むとどう猛なイタリアンクーペ

ツアー3勝にして、プロゴルフ界きってのクルマ好き。これまで乗ってきた台数は優に20台超え。現在はメルセデス・ベンツGクラスを所有する矢野東プロが、気になるクルマをレビュー!

PHOTO/Kosuke Mori

>>前回のお話はこちら

フェラーリにはない
落ち着いた雰囲気が魅力

イタリアを代表するラグジュアリーカーブランドがマセラティだ。以前に、マセラティと同じくイタリアを代表するメーカーのフェラーリに乗っていたという矢野に、マセラティのクーペモデル「マセラティ・グランツーリズモ」に乗ってもらった。 「僕の年代のクルマ好きにとって、憧れのクルマがフェラーリでした。なので、いつかプロになったら乗ってやろうという(夢を叶えた)思いで購入しました。ただ年を重ねてきて、フェラーリよりも少し落ち着いた印象のあるマセラティは気になっていました」

今回用意したのはマセラティのスペシャリティクーペであるグランツーリズモ。開発から生産まで一貫してイタリアで行い、完全なイタリア製という点が魅力。ボディにはアルミニウムやマグネシウムなどの軽量素材を使い、3リッターV6ツインターボエンジンを搭載。最上位グレードのトロフェオは最高出力550馬力を誇るモンスタークーペだ。

「初めてマセラティを運転しましたが、とにかくメリハリが凄いですね。街中でゆっくり流すと、落ち着いたイタリアンクーペという感じ。エンジン音もロードノイズもさほど室内では聞こえず紳士的な印象です。路面からの突き上げも少なく、サスペンションが凹凸をいなしている感じがします。ただ、ドライブモードをSPORTにして、少しアクセルを踏み込むと一変します。足回りは締まって、背中がシートに押されるほどの加速に圧倒されます。このメリハリこそマセラティの良さですね」。

加えて矢野に刺さった部分がラゲッジルームの広さだった。
「パッと見の印象だと、まぁキャディバッグは後席かなと思っていたのですが、いざゲートを開けると予想以上に広くてビックリしました。真横は無理ですが奥行きがしっかりあるので1個+ボストンバッグが余裕で積めます。もし2人で行くなら、もうひとつは後席に積めばいいし、そういった配慮もマセラティの魅力だと思います。何台もクルマを乗り継いできて、ある程度年齢を重ねたゴルファーには最高の一台ですね」。

インテリアはハイテクさとクラシックさのバランスがいい

インテリアのデザインに魅了された矢野「アナログ時計など、しっかりクラシカルな雰囲気も残っているのが素敵です」

キャディバッグは1個が余裕で積める

ラゲッジの奥行きにびっくりした矢野。「高さはないですが奥行きがすごくあるのでフルサイズのバッグでも余裕。口が広いので取り出しやすい」

マセラティ グランツーリズモ トロフェオ 75th アニバーサリーエディション

●全長×全幅×全高/4966×2113×1353㎜ ●ホイールベース/2929㎜ ●車両重量/1795kg ●エンジン/3.0ℓV型6気筒ツインターボ ●最高出力/550ps/6500rpm ●最大トルク/650N・m/3000rpm ●価格/3660万円

「フェラーリほどこれ見よがしじゃないのがいい。ただクーペに3600万円払える人こそ本当のセレブなんだろうなぁ(笑)」(矢野)

週刊ゴルフダイジェスト2026年6月9日号より