トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、椅子に座ったままできる「合掌ツイストポーズ」を教えてもらった。

TEXT／Tomohide Yasui　PHOTO／Akira Kato　MODEL／Mako Izumi（ゴルル）

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  【ゴルヨガ】Vol.80　インパクトの再現性が格段にアップ!「前屈&ツイスト」ポーズ

  トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、両手を大きく広げ体をねじりながら前屈することで、スウィングの再現性アップに効果のあるポーズを教えてもらった。 TEXT／Tomohide Yasui　PHOTO／Akira Kato　MODEL／Yurie Atsumi（ゴルル） >>前回のメニューはこ……

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「合掌ツイストポーズ」で
ショートゲームの安定感UP

両脚の動きを止めた状態で上半身を回す動きは、パターやアプローチなど、ショートゲームの安定に不可欠ですが、多くのアマチュアは体幹が弱く、上半身がブレてしまいます。そこで今回は、椅子に座って行うメニューを紹介します。胸の前で両手を合わせ、上半身を前傾させて左右にねじりますが、腕の力ではなく、お腹の力で肩を回します。そうすると体幹に刺激が入り、上半身を回転させる力が身に付けられます。

Pose 1
椅子に座って上体を前傾させ右に肩を回す

椅子に座り、胸の前で両手を合わせ（合掌）、上半身を前傾させてスタート。そこから左手で右手を押して肩を回します。スタートで息を吸い、吐きながら肩を回すと体を深くねじることができます。1呼吸（2～3秒）で体をねじり、1呼吸キープし、1呼吸で元に戻ります。それを5回行います（3呼吸×5回）

Pose 2
椅子に座って上体を前傾させ左に肩を回す

ポーズ1と2は左右対称の動きです。こちらは右手で左手を押して肩を回します。胸が真横を向くところまで回すことができれば理想的ですが、無理なら腕で回そうとせず、お腹の力を使って回すことを心がけてください。ひざは開かず両脚を閉じた状態で、上半身を目いっぱいねじります。（3呼吸×5回）

●どんな効果が?
動きとしては肩を回しますが、腕の力ではなくお腹の力を使います。みぞおちから下の部分に刺激が入るのが理想です。背中側も腰の少し上あたりに刺激が入ります

●スウィングのココが改善!
今回のポーズはパターやアプローチなど、脚をあまり使わずに上半身を回すスウィングを安定させる効果があります。上半身を大きく動かすのではなく、体の中心がブレないように回すのがポイントです

解説／斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ（golf_fit_japan）でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2025年12月23日号より