【ゴルヨガ】Vol.72「猫のポーズ」からの首ストレッチで固まりがちな首の可動域を取り戻す
らくらくゴルヨガ
トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、固まりがちな首の可動域を取り戻し、アドレスの姿勢改善に効果のあるポーズを教えてもらった。
TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Yurie Atsumi(ゴルル)

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- トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、下半身の裏側を伸ばし、アドレスの姿勢改善に効果のあるポーズを教えてもらった。 TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Kanako Mizutani(ゴルル) >>前回のメニューはこちら ……
メニューNo.72
「猫のポーズ」から
首を上下左右に動かす
今回は「猫のポーズ(四つん這い)」で、首を上下と左右に動かすメニューを紹介します。現代人はスマホの使用時間が長くなったことで、本来であれば緩やかなS字カーブを描いている頸椎(首の骨)が真っすぐになるストレートネック(スマホ首)が蔓延しています。
首の姿勢が悪いとアドレスの姿勢が悪くなり、スウィングの動きにも乱れが生じます。上下左右に大きく動かすことで可動域を広げ、正しい姿勢を取り戻しましょう。
Pose 1
四つん這いで首を上下に動かす
猫のポーズ(四つん這い)でスタート。まず息を吐きながら首を下に動かします。その姿勢で1呼吸(2~3秒)キープしたら、次は息を吸って元に戻り、今度は息を吐きながら首を上に動かします。そして1呼吸キープ。首を下に動かすときは肩甲骨を開き、首を上に動かすときは肩甲骨を寄せます。(3呼吸×上下10回)
Pose 2
四つん這いで首を左右に動かす
ポーズ1と同じ姿勢でスタート。今度は息を吐きながら首を右に動かします。その姿勢で1呼吸キープしたら、息を吸って元に戻り、また息を吐きながら首を左に動かします。そして1呼吸キープ。首だけを回して左右50度ずつ動かせると理想的です。左右差がある場合は硬いほうを重点的に行います。(3呼吸×左右10回)
●どんな効果が?
首を上下左右に動かすと、頸椎(首の骨)の緩やかなS字カーブを取り戻すことができます。背中の上のほうの筋肉にも刺激が入り、肩甲骨周りの柔軟性もアップします
●スウィングのココが改善!
首を上下&左右に大きく動かすことで、アドレスの姿勢がよくなります。スウィング軸が安定して回転運動がスムーズになり、ダウンスウィングとインパクトの再現性も格段にアップします

解説/斎藤大介
柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中
週刊ゴルフダイジェスト2025年10月21日号より


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