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【ゴルヨガ】Vol.25 「T」&「Y」ポーズで肩甲骨の柔軟性をアップ

トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、肩甲骨に刺激を入れ、深い捻転を作れるようになるポーズを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Kanako Mizutani(ゴルル)

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メニューNo.25

うつ伏せに寝て
「T」&「Y」ポーズ


スムーズなスウィングを身につけるには、肩甲骨周辺の柔軟性を高めることが大切です。日常生活ではあまり動かす機会がない肩甲骨は、意識的に動かさないとすぐに硬くなってしまうので、今回はアルファベットの「T」ポーズと「Y」ポーズを紹介します。

以前ご紹介した「A&W」ポーズと同様の効果になります。腕の広げ方を変えると、刺激の入り方も変わりますので、いろいろな角度から刺激を入れてみてください。

  • トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、肩甲骨を動かして、アドレスの姿勢がよくなるポーズを教えてもらった。 TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Tsukasa Kobayashi MODEL/Kanako Mizutani(ゴルル) https://my-golfdigest.jp/tr……


Pose 1
うつ伏せに寝て「T」ポーズ

うつ伏せに寝た姿勢でスタート。息を吸いながら、みぞおちから上を浮かせます、肩甲骨を寄せ、両手を真横に広げます。親指を上に向けると胸が開くので肩甲骨が寄りやすくなります。その姿勢を10秒キープしたら、脱力して1~2呼吸休みます。10秒キープの間も呼吸は続けます。それを5セット行います。(10秒×5回)

Pose 2
うつ伏せに寝て「Y」ポーズ

ポーズ1と同じ姿勢でスタート。息を吸いながら上体を浮かせますが、手を伸ばす方向が変わります。両手を斜め前に広げ、体の形をアルファベットの「Y」の字にします。すると、肩甲骨の位置が変わり、刺激の入り方が変わります。こちらも10秒キープし、脱力して1~2呼吸休むのを5セット行います。(10秒×5回)

●どんな効果が?
肩甲骨周りの細かい筋肉と背中の上のほうの筋肉に効果的な刺激が入ります。上半身の動作の肝である肩の動きがスムーズにできると、大きな捻転差が作れるようになります

●スウィングのココが改善!
肩甲骨を寄せて胸が張れるようになると、アドレスの姿勢が劇的によくなります。スウィング時は肩のポジションがいろいろ変わりますが、どんな動きにも対応できるようになり、再現性がアップします

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2024年10月29日号より