【人気連載アーカイブ】ミナセの小部屋 Vol.13「“目”を動かすトレーニングで飛距離が伸びる!?」
1年で50ヤードも飛距離を伸ばした『ゴルル』メンバーの小澤美奈瀬が飛ばしの秘訣を伝授する本連載。今回は飛距離を伸ばすヒントは“目”の動かし方。その斬新なアイデアを紹介します。
PHOTO/Takanori Miki
目だけ動かす訓練をしたらヘッドが加速した
こんにちは、小澤美奈瀬です。今回は、スウィング中の“目”の使い方についてお話しします。
スウィングの超基本的な部分として「頭を動かさない」があります。その理由を簡潔にいうと、軸ブレせず体が速く回転できるからです。
でも、どうしても頭が動いてしまう……。あるとき、その理由が“目の動かし方”にあると気づいたんです。目は動くモノを追う習性があります。目がボールを追うと、頭もつられて動きやすくなる。そこで私が考えたのは、“目のみ動かす”ことでした。
テークバックでは、ヘッドの動きを目だけ動かして追い、インパクトからフォローにかけては、頭がヘッドに引っぱられて動きそうになっても、ボールがあった位置を目で見続ける。これができれば、ヘッドと頭の反作用によってヘッドが加速するので、飛距離がアップするんです。
みなさんもぜひ、目だけを動かすトレーニングをしてみてください。
【Drill】
頭を動かさず目標物を目だけで追う
目から50センチほど先に目標物を掲げ、左右に大きく移動させる。頭を動かさず、目だけ動かして目標物を追い、眼球を大きく動かすトレーニングを1~2分ほど行う
ボールを見続ければ反作用でヘッドが加速
週刊ゴルフダイジェスト2019年11月5日号より