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【人気連載アーカイブ】ミナセの小部屋 Vol.13「“目”を動かすトレーニングで飛距離が伸びる!?」

1年で50ヤードも飛距離を伸ばした『ゴルル』メンバーの小澤美奈瀬が飛ばしの秘訣を伝授する本連載。今回は飛距離を伸ばすヒントは“目”の動かし方。その斬新なアイデアを紹介します。

PHOTO/Takanori Miki

小澤美奈瀬
おざわみなせ。1992年生まれ、愛知県名古屋市出身。小誌・美女ゴルフユニット『ゴルル』メンバー。現在、ミニツアーなどに参戦しながら、主に東京や名古屋などで飛距離アップのレッスンを行っている。USLPGAティーチングプロ
前回のお話はこちら

目だけ動かす訓練をしたらヘッドが加速した

こんにちは、小澤美奈瀬です。今回は、スウィング中の“目”の使い方についてお話しします。

スウィングの超基本的な部分として「頭を動かさない」があります。その理由を簡潔にいうと、軸ブレせず体が速く回転できるからです。

でも、どうしても頭が動いてしまう……。あるとき、その理由が“目の動かし方”にあると気づいたんです。目は動くモノを追う習性があります。目がボールを追うと、頭もつられて動きやすくなる。そこで私が考えたのは、“目のみ動かす”ことでした。

テークバックでは、ヘッドの動きを目だけ動かして追い、インパクトからフォローにかけては、頭がヘッドに引っぱられて動きそうになっても、ボールがあった位置を目で見続ける。これができれば、ヘッドと頭の反作用によってヘッドが加速するので、飛距離がアップするんです。

みなさんもぜひ、目だけを動かすトレーニングをしてみてください。

【Drill】
頭を動かさず目標物を目だけで追う

目から50センチほど先に目標物を掲げ、左右に大きく移動させる。頭を動かさず、目だけ動かして目標物を追い、眼球を大きく動かすトレーニングを1~2分ほど行う

ボールを見続ければ反作用でヘッドが加速

フォローでヘッドの動きにつられて顔の向きが変わると、ヘッドは加速させられない。目だけ動かし、ボールのあった位置を見続けることができたら、顔の向きが変わりづらく、頭を残してヘッドをより加速させやすくなる

週刊ゴルフダイジェスト2019年11月5日号より