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【週刊GD12/14号 特別動画】高効率インパクトを手に入れる4つのポイント

クラブをインから下ろすPOINT
右手のひらを右にクルッ

ゆるやかブローのPOINT
手の最下点を右足前に

スクエアフェースのPOINT
ダウンでフェースを斜め下に向ける

ハンドファーストインパクトのPOINT
アドレスを小文字の「y」に

高木萌衣のお手本スウィング【1W正面】

高木萌衣のお手本スウィング【1W後方】

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  • 18年、19年と2年連続で賞金王に輝いた今平周吾。今回は、抜群のショット力を誇る今平の、スコアメイクの要ともいえるPWでのコントロールショットについて掘り下げていく。 TEXT/Daisei Sugawara PHOTO/Hiroaki Arihara 今平周吾 92年生まれ、埼玉県出身。18年、19年と2年連続で賞金王を獲得。今シーズンは「フジサンケイクラシック」で優勝し、ツアー通算5勝目。ショットの正確さはツアーでも一目置かれる存在 コントロールショットの決め手は右手首の角度 ウェッジのコントロールショットで「いちばん大事なこと」を今平に聞くと、「手先を使わないこと」との答え。「ドライバーとか、長いアイアンでのショットとは『別モノ』と思ってもらうほうがいいくらい、腕にはまったく力を入れません。通常のショットは、切り返しで少し沈み込んで、地面反力を使う意識がありますけど、コントロールショットの場合は、その感覚もなくします。できるだけ上下動は抑えて、体の幅からクラブが外れないようにして打つ。両腕をロープで縛られた状態で打つ感覚に近いですね」。 続きを読む また、インパクトまでは「右手首の角度を変えないように下ろしてくることが大事」と今平。右手首がインパクト前に伸びる(リリースされる)のは、手先で打っている証拠。右手首の角度を意識すると、それだけで、手と体の一体感が高まるのがわかるはずだ。 飛ばすショットではインパクトで手首をリリースするが、コントロールショットでは最後までリリースせずに、手首を曲げたままボールを押し込んでいくイメージを持つといい Point 1カラダの幅からクラブが外れないように アプローチでは手と体はほぼ一体となって動き、手が体の幅から外れることはない。ウェッジのコントロールショットでも、常に手は体の幅の中で動かす Point 2腕に力が入ると角度がほどける トップからヘッドを先に振り下ろしてしまう、いわゆる「キャスティング」動作は、コントロールショットの大敵。手首を力ませず、ヘッドの重さを感じて振ると、角度を保持できる 手先の力でコントロールしない 手の力を使った時点で、飛距離を安定させることは難しくなる。アプローチと同様に、手、腕の力を極力抜いて、体の回転でクラブをコントロールするイメージが大事 今平周吾のPWコントロールショット 飛ばすショットでは、沈み込みと伸び上がりを使ってヘッド速度をアップさせるが、コントロールショットでそれは必要ない。上下動を抑え、上体の前傾角をキープして打つ >>アゲンストも苦にならない!ライン出しショットのコツとは 「今平周吾のコントロールショット」全編はこちら 週刊ゴルフダイジェスト2021年11月9日号より こちらもチェック!
  • 寄せの達人たちにアプローチの極意を教えてもらう本特集。最後は、女子プロNo.1のアプローチ名手、申ジエプロ。まずはアプローチで大切にしていることを教えてもらった。 PHOTO/Takanori Miki THANKS/太平洋クラブ八千代コース 申ジエ1988年生まれ。韓国出身。元世界ランクナンバー1のレジェンド。日本だけで26勝、海外での勝利も合わせるとなんと50勝以上。かつて週刊ゴルフダイジェストの企画「女子プロが選ぶこのプロがスゴイ」のアプローチ部門で1位に輝いたことも https://my-golfdigest.jp/lesson/p42806/ https://my-golfdigest.jp/lesson/p42906/ 失敗を重ねないと覚えない ――プロ仲間からも一目置かれる存在の申ジエプロですが、プロ自身がもっとも大事にしていることは何ですか?申 アプローチはリカバリーショット。だからこそ、次のパットをどこから打つかが重要で、どこから打つとベストか、そのことを考えています。 ――ベストな結果を生むために、どのような考えでショットに臨んでいますか?申 「視線のイメージ」と「手の感覚」を大事にしています。視線で球筋を明確にイメージし、そのイメージをもとに、インパクトの強さをイメージする。このふたつがマッチしたとき、ベストな結果を生むことができるんです。――ジエプロはたくさんの技の引き出しがあるように見えるのですが、それは経験によって培われたものですか?申 経験は経験ですが、“失敗”の経験ですかね。――失敗?申 今の若い子は練習ではいろんな種類のアプローチを練習しています。でも、試合になると自信がないからか、安全なことしかやらない。もちろん、その気持ちもわかります。でも私は、失敗を重ねないと本当の技術は身につかないと思っています。失敗し、そこで反省して次に生かす方法を考え、また挑む。この繰り返しのおかげで今があると確信しています。レベルの差はあるかもしれませんが、これはアマチュアの方も同じですよ。――なるほど。確かにラウンドではついつい安全に考えてしまいます……。手の感覚についてはいかがですか?申 ボールはフェースの当たり方で飛び方が決まります。そして、ボールが当たったとき、最初に感覚が伝わるのは手。つまり、手の感覚が鋭ければ、いいショットのときの感覚を覚えていられるわけです。目隠ししても、当たったときの感触で弾道がわかっていないとダメだと思っています。そうしないと、いつまで経っても、イメージとのギャップは埋められません。“手の感覚”を大切にすることで、きっと違いが出てくるはずです。 常に手に意識を集中 「手先の感覚が大事なので、食事をするときや何か物をつかむときなども、手に意識を集中させるようにしています」 フェース面=右手のひら 「フェース面と右手のひらは同じだと考えています。フェースを手のように使えれば、自分が思った球を打つことができます」 では、実際にどう打っている?>>後編へ続く 月刊ゴルフダイジェスト2021年12月号より こちらもチェック!
  • ウッド類1万2000本、アイアン1000セット以上という膨大な在庫を誇るレンタルクラブサービス「クラブステーション」。果たしてどんなシステムなのか。「試打クラブ」と「ラウンドセット」の2種類あるレンタルサービスのうち、「試打クラブ」を体験レポート! クラブは高い買い物。買って後悔はしたくない。ショップや練習場で試打をして購入を決める人も多いと思うが、インドアでの計測や練習場での数球の試打だけでは分からないことも多い。練習場でじっくり打って、さらにコースでどんな球が出るか。そこまで確かめたうえでクラブを決めたいところ。そんな道具にこだわるゴルファーにピッタリなのが「クラブステーション」。あらゆるメーカーのクラブを揃える日本最大のレンタルクラブサービスだ。存在は知っていたものの、利用したことがなかったので、どんなサービスなのか、使ってみた。 クラブが多すぎて目移り!王道モデルをチョイス 今回利用したのは、「試打レンタル」。文字通り、クラブを借りて、期間内は自由に試打できるサービスだ。一度に借りられるクラブは3本までで、1本だと4180円、2本で4840円、3本借りると5500円(往復送料込み)。アイアンセットの場合は1セット5500円。通常は3泊4日だが、Myゴルフダイジェスト有料会員は7泊8日まで借りられる。練習場とコースでじっくり試せそうだ。クラブだけでなく、シャフト単体でも借りられるようなので、今回はドライバー1本とシャフト2本を借りることに。 主要メーカーはほぼすべてラインナップされている クラブステーションHPの「試打クラブ」ボタンから、「試打クラブを探す」へ進んでいくと、クラブの検索画面が現れる。試打クラブの検索は会員登録していなくても利用できるので、どんなクラブが借りられるのか一度覗いてみるといいだろう。 こちらが検索画面。クラブの種類、メーカー、ブランドの順で選び、さらに硬さやロフトなどの詳細条件を選んで検索できる 今回は、まだ打ったことがなかったテーラーメイドの「SIM2 MAX」を試してみることに。ちなみに最新モデルは発売日前から借りられるものが多い。 同じ「SIM2 MAX」でも、ロフトやシャフトの種類によって細かく取り揃えている。背景がグレーのクラブは、すでに借りられていることを示している ラウンド予定に合わせて期間を設定し、検索すると、運よく希望のスペックが空いていた。「スピーダーエボリューション7 661」が付いたクラブを選択し、別で「ツアーAD HD-6」と「ディアマナTB60」のシャフトも借りることに。スリーブも、もちろんヘッドに合わせて選択できる。 シャフトのランナップもかなり充実している 届いたクラブは、専用の青いケースに梱包されていた。中には1本のドライバーと2本のスリーブ付きシャフト、それにトルクレンチが入っている。返却するときはどうすれば? と思ったら、中に返送用の宅急便伝票も同梱されていた。これを貼り付けて返送するだけなのでカンタンだ(郵送料金もレンタル料に含まれているので払う必要はない)。 届いたクラブはこんな感じ。シャフト交換用のトルクレンチも同梱されている 練習場ではツアーADしかしコースでは……? さっそく練習場で試打。人気のモデルだけあって、ヘッド性能は申し分ない。現在使用しているヘッドよりも、スピン量が少なく、いつもなら吹き上がって弱いスライスになりそうな当たりのときでも、比較的強いフェードで飛んでいく。続いてシャフトを付け替えてみる。普段じっくり打ち比べたことがなかったが、こうして同じ条件で比較しながら打ってみると、性格の違いがよく分かる。スピーダーはやはりつかまりがよく、出球から左になることも。一方ディアマナは球がつかまりきらず、右にすっぽ抜けることも。ツアーAD HDが最もタイミングが合いやすく、方向性が安定していた。 練習場でカチャカチャしながら打ち比べるのも楽しい そして満を持してコースへ。スタート前の練習場でも、やはりツアーADが一番いい球が出たので、意気揚々とスタートティーへ。最初の数ホールは、フェアウェイをとらえいい感じ。風に負けない強い球で、距離もいつもより出ている。ところが後半に入ると、右に押し出すことが多くなってきた。そこでスピーダーに差し替えると、つかまったいいドローが出た。打ち出しも高く、いわゆる高弾道・低スピンの飛ぶ球筋に。コースでは練習場よりも振ってしまうぶん、中~手元調子のシャフトだと振り遅れ気味になるのだろうか。先調子系のほうがしっかりとヘッドが戻ってくれてタイミングが合いやすかった。 「黄金スペック」探しの旅はつづく… 結果、「SIM2 MAX」のヘッドに「スピーダー」のシャフトが自分にはピッタリ合いそうな気がしたが、ちょっと後半、振りが重く感じたのが気になるところ。せっかくなら、今度はちょっと軽いシャフトでも試してみたい。50g台のSとXを借りてみようか。いや、その前に通常の「SIM2」、いや、キャロウェイの「EPIC MAX LS」ヘッドも試さなくては……。というわけで、悩みがいっそう深まった気もするが、練習場とコースでシャフトを打ち比べられたのは、まるでプロにでもなった気分で、なかなか得がたい経験だった。自分に合った究極の1本を追求したい方は、ぜひ一度試してみてほしい。 「クラブステーション」を体験してみる Myゴルフダイジェスト有料会員は「クラブステーション」がお得に! MyGD会員限定のスペシャル特典をチェック
  • 地面反力を使うと飛ぶ、という話はよく聞くが、ちょっと難しそう……。ところが吉田直樹コーチは「コツさえつかめば、誰でも取り入れられますよ」と言う。地面を踏み込んだ反力という「体の外の力」を使うため、体への負担が少なく、筋力も必要ないというこの打ち方は、アスリートだけでなく、シニアや女性にも最適。さっそくマスターして、さらなる飛ばしを手に入れよう! PHOTO/Yasuo Masuda THANKS/高室池GC 解説/吉田直樹 よしだなおき。1978年生まれ。兵庫県出身。幼少期からアメリカで有名コーチの指導を受けた。現在、谷原秀人プロ、上井邦裕プロ、石川明日香プロのコーチを務める。兵庫県・芦屋で室内練習場「ラ・キンタ」を主宰 まずは自分の軸足を知ろう GD 地面反力を使えば飛距離を伸ばせるといいますが、ごく普通のゴルファーやシニア世代には難しいのでは? と考える人も少なくありません。吉田 地面反力は、プロやトップアマだけの特権ではないんです。むしろ、一般ゴルファーのほうが積極的に取り入れてほしい技術です。GD どうすれば自分のスウィングに取り入れることができるんでしょうか?吉田 ゴルファーにはそれぞれ軸足があって、右足を軸足にして振っているのか、左足が軸足なのか、あるいは両足を均等に使っているのか、3タイプに分かれます。地面反力を使うには、まず自分の軸足を知ることが大切なポイント。軸足をグッと踏むことによって、地面反力が発生するわけですから、どちらの足を踏めばいいのかがわかります。GD なるほど。吉田 右足立ちで打つ、左足立ちで打つ、両足をそろえて打つ、と3種類の打ち方をやってみてください。どの振り方がいちばんスムーズに振れるかで、そのゴルファーの軸足が判明します。 3種類の打ち方であなたの「軸足」をチェックしよう CHECK1右足1本で立ってボールを打つ 「左足を後ろに引いて、右足1本でバランスを取りながらボールを打ってみます。この打ち方が打ちやすいと感じる人は、右足を軸足にしてスウィングしています」(吉田) CHECK2左足1本で立ってボールを打つ 「次に、右足を後ろに引いてつま先立ちになり、左足1本でバランスを取りながらボールを打ってみます。この打ち方がスムーズに打てるなら、左足を軸足にしている証拠です」 CHECK3両足をそろえてボールを打つ 「最後は、スタンスを極端に狭く、両足をそろえてボールを打ってみます。この打ち方がいちばん振りやすいと感じる人は、両足をバランスよく使ってスウィングしています」 「軸足」が分かったら次はこちら“タイプ別”正しい踏み込み方 週刊ゴルフダイジェスト2021年10月26日号より こちらもチェック!
  • TEXT/Toshiyuki FunayamaPHOTO/Yasuo Masuda、Tadashi Anezaki、Yasuhiro JJ Tanabe、Blue Sky PhotosTHANKS/高室池GC 軽くて長いデカヘッドドライバーでより遠くへ正確に飛ばすキーワード。近頃よく耳にするのは、「シャットフェース」、「ハンドファースト」、「シャローイング」。この3つをテーマに、日本とアメリカのスウィング事情に詳しい吉田直樹プロに聞いてみた。まずはシャローイングのホントとウソ。いままでちょっと誤解していたシャローイングの謎が解けるはずだ! 解説/吉田直樹1978年生まれ。兵庫県出身。幼少期からアメリカで過ごし、世界の有名コーチの指導を受けた経験を持つ。現在は谷原秀人、上井邦裕、石川明日香のコーチを務める。兵庫県・芦屋で室内練習場「ラ・キンタ」主宰 そもそも「シャローイング」とは? 「ヘッドが手の軌道よりも下を通る現象です」 ハーフウェイダウンの段階を後方から見たときに、ボールと手元を結んだ『手の軌道』よりも『ヘッド軌道』が下を通る現象をシャローイングという。ヘッドがシャロー(緩やか)な入射角で下りてくることからこう呼ばれる シャローイング「する」ものではなく自然と「なる」もの GD ダウンスウィングでシャフトを後ろに倒し、ゆるやかな軌道でボールをとらえる。PGAツアーのほとんどの選手が取り入れているというシャローイングですが、どんなメリットがあるのでしょう。吉田 簡単に言うと、ヘッドスピードアップの効果が期待できて、左右のブレも減ってショットが安定します。GD いいこと尽くめじゃないですか。ぜひマスターしたいので、シャローイングのやり方を教えてください!!吉田 ひとつ、勘違いしちゃいけないのが、シャローイングは能動的なものではなく、受動的に起こる現象だということ。GD 意識的に形だけ作っても意味がない?吉田 そのとおり。あくまでも運動力学的な現象であって、クラブを速く、正確に振ろうとした結果、自然に“そうなる”のが正解です。GD どうやってその現象を起こすかがポイント?吉田 昔はクラブが重かったので、ダウンスウィングで自然と倒れてくれましたが、最新のドライバーは軽くて長いですよね。体を主体に振るプロは軽くても自然とクラブが倒れてシャローに振れますが、手打ちが多いアマチュアはクラブが倒れずに、立ったまま下りてきてしまうんです。GD どうすればダウンスウィングでシャフトが倒れる?吉田 ポイントは大きく分けて2つあります。ひとつはインサイドからボールをとらえること。もうひとつは腕の脱力です。そのコツを詳しく説明していきますよ! シャローイングすると助走距離が長くなる シャローイングすることで、クラブヘッドが動く距離が長くなる。ボールに当たるまでの助走距離が増えるので、ヘッドが最大加速した状態でインパクトを迎えることができるようになる シャローイングは今に始まった話ではない ベン・ホーガン(1930年代~)リー・トレビノ(1960年代~)往年の名手のスウィングを見ると、多かれ少なかれシャローイングが行われている。「シャローイングは新しく生まれた理論ではなく、あくまで自然に起こる物理的な現象。意識的に形だけを作っても上手くいかないんです」(吉田) ゴルフだけがアウトから下ろしてしまう 吉田 たとえば、テニスや野球のように、自分に向かって動いてくるボールを反射的に打ち返すときは、みんなインサイドからラケットやバットを振っているんです。GD ゴルフだとそれができなくなっちゃう?吉田 それはゴルフが止まっているボールを打つスポーツだから。ボールに対して、フェースを真っすぐ当てようという意識が働くと、アウトから振る動きになってしまうんです。インサイドからクラブを振ろうとした結果、自然に発生する現象がシャローイング。ボールをインからとらえる意識を持ち、当てにいくスウィングから脱却しない限り、プロのようなシャローイングは永遠に手に入りません。 テニス:飛んでくるボールを反射的に打ち返す 「相手が打ってきた球を動きの中で反射的に打ち返すテニスは、自然とラケットをインサイドから振っていきます」 野球:手元よりもヘッドを遅らせて振る 「野球のバッティングもテニスと同じ。重いヘッドをいったん後ろに倒してから、手元よりも遅らせて振っていく。これが長い棒の先端を効率よく走らせるコツなんです」 ゴルフ:ボールに当てようとして外から下ろしてしまう 「ゴルフがテニスや野球と違うのは、ボールが止まっていること。そのため、どうしてもボールに対してフェースを真っすぐ当てにいく動きが出やすい。手先で操作するので、外から下りてきてしまうんです」 インから下ろせばシャフトは自然に倒れる インから下ろせばシャフトは倒れる「テニスや野球と同じように、ボールをインサイドからとらえる意識があれば、ダウンスウィングでシャフトは自然に倒れます。フェースを真っすぐ当てようとすると、アウトから下りてシャフトが立ってしまいます」(吉田) ムチをしならせるときの腕使いと同じ! GD 腕や上体の力を抜けと言われても、アマチュアはなかなかできないんですよね。吉田 たとえば、ムチをしならせて先端をビュンと走らせるには、力を抜いて腕を柔らかく使わないとムリですよね。ゴルフのスウィングも同じなんです。とくに、右手に力が入るとダウンスウィングでクラブが立って下りてきてしまうので、シャローイングとは真逆の動きになります。GD 利き腕は力を出せるし、器用に動かせるから、無意識に力が入っちゃう。上手に力を抜くコツはないですか?吉田 腕相撲にたとえると、力んでしまう多くのゴルファーは、切り返しからパワー全開で勝ちにいこうとしちゃう。軽いクラブでこれをやると、クラブは外から立って下りてしまいます。切り返しの瞬間は力を抜いて、相手に押し込まれるような感覚があるといい。切り返しからハーフウェイダウンまでは劣勢だけど、インパクトで一気に逆転する。そんなイメージです。 ムチを振るイメージで右腕を脱力 「長くてグニャグニャに軟らかいムチをしならせて、先端をビュンと走らせるには、腕の力を抜いてしなやかに使う必要がありますよね。クラブヘッドを効率よく走らせるのも、これと似た動きが必要になるんです。手や腕が力むとシャフトをしならせることができません」(吉田) <ドリル1>右手1本でドライバーを打つ 「右手1本でドライバーを持ち、ティーアップしたボールを打ちます。両手で持ったときよりも、クラブの重さやヘッドにかかる重力を感じやすいはず。ムチをしならせるようなイメージで力を抜き、腕を柔らかく使って振ります」 <ドリル2>スティックに沿ってインサイドから振る 「ダウンスウィングで手元が腰の高さに下りたとき、クラブは飛球線と平行ではなく、ヘッドが遅れた斜めの状態が理想。その向きにスティックを置いで軌道を確認する」 切り返しで右手のひらが上を向いてますか? 吉田 トップの形を作って右腕の力を抜き、手でクラブを引き下ろさずに、その場に残したまま体を左に回転させて切り返してみてください。GD 自然とクラブが後ろに倒れますね。なるほど! 切り返し時の「腕相撲で押し込まれる感覚」がこれですか。吉田 クラブの重さとヘッドに働く重力で、自然とシャフトが倒れるんです。このとき右手のひらはどこを向いていますか?GD 真上を向いていますね。吉田 右手の力が抜けていると、体の回転に引っ張られてひじから下の前腕が回外し、手のひらが真上を向くんです。GD これがシャローイングの正体なんですね。でも、ダウンでフェースが開いて、ヘッドも振り遅れる感覚があるから、まともに当たりそうな気がしません。吉田 たしかに、シャローイングの動きだけだと、そうなりやすいですね。そこで大事なのが、フェースをシャットに使う動作。これについてはまた別の機会に説明させていただきます。 脱力していれば自然と手のひらが上を向く 「切り返しで腕の力が抜けていれば、体の回転で切り返したときに、右ひじから先の前腕が回外し(外側に回り)、シャフトが後ろに倒れ、手のひらが真上を向きます。手でクラブを引き下ろすとこの動きは生まれません」 <ドリル3>ドライバーとスティックを一緒に持って素振り 「右手の力を使ってクラブをアウトサイドから下ろしてくると、スティックが体に当たってしまいます。慣れてきたら、ボールを打って動きを確認します」 【第2弾】シャローイングを極めるには「シャットフェース」が不可欠へつづく 週刊ゴルフダイジェスト2021年3月23日号より