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“課長のティー さっき落とした 俺のティー」第5回「ゴルフ川柳」優秀作品を発表!<中編>

週刊ゴルフダイジェスト春の恒例企画「ゴルフ川柳コンクール」。第5回を迎えた今年も2998点もの作品が寄せられた。その中から、審査委員長の林家正蔵と編集部が悩みに悩み、優秀作品を選定。いずれ劣らぬ秀作ぞろいです!


松山を 真似してみるけど ヒデー出来
(大阪府・まるたけえびす・60歳)


正蔵 定番のダジャレ系のなかでも、こちらはなかなか。ダジャレの対象を最初にもってきて「おっ」と思わせて落としているでしょう。だから川柳としてはヒデー出来じゃなくて、ジョー出来。


上がり3 パー、パー、パーが ぜんぶパア~
(埼玉県・ハジちゃん・53歳)


GD こちらもダジャレ系ですが。

正蔵 バカバカしい感じがして、面白さはこっちのほうがあるかも。「パア~」っていうのがいかにも抜けた感じがするじゃないですか。

GD あじゃぱー。

正蔵 ……。



柏原 明日架を芳恵と 言う常務
(神奈川県・そうすけ・47歳)


GD 柏原明日架選手と言えば当代きっての美女ゴルファーですが、常務に言わせると……。

正蔵 柏原と言えば芳恵! 常務さんだし、年齢は60代くらいかな。リアルだなあ。

GD 紅茶の美味しい喫茶店世代ですね。でも、これは指摘しづらい。

正蔵 昨日の柏原芳恵のあのパット見た? なんて言われたら。

GD パットを打つたび行ったり来たりー♪

正蔵 すごい芳恵ファンがここにいた(笑)。

GD そんな上司とは、ハローグッバイだわー。

正蔵 芳恵さんネタは、ハイ、ここまで(笑)。

GD えー、春なのにー、芳恵ネタとはお別れですか。ならば、次!


大変だ ゴールドティから 100を超え
(愛知県・ダボゴルファーなべさん75・75歳)


GD てえへんだ、てえへんだ、思い切って前から打ったけどスコアが変わりませんぜ!

正蔵 バックティーから100切れないのは当たり前、ホワイトティーではちと悲しい。ゴールドティーからだったら、開き直りだ!(笑)

GD 江戸っ子は宵越しの金なんか持たないぜ。

正蔵 あら、作者は愛知県の方(笑)。

GD 100切りネタはまだあります。


原英莉花 生まれる前から 100切れぬ
(神奈川県・そうすけ・47歳)


GD 「稲見萌寧」や「勝みなみ」など、いろんな5文字のプロに置き換え可。


100切りは スコアの前に 腹まわり
(愛知県・カワセミ君・75歳)


正蔵 あ、ウエスト100と血圧の下100が切れなかったら良くない。

GD スコアなら大丈夫ー。


自撮りして スコアの前に 腹見ちゃう
(神奈川県・あんこ・42歳)


GD こんなの、私じゃない。

正蔵 こんなの、あんこちゃんじゃない!(笑)

*   *   *


幹事して ブービー賞を 厚くする
(静岡県・しょうた・58歳)


正蔵 はーい、これ、私、やったことありまーす(笑)。自分の欲しい物をブービー賞の賞品にしました。

GD ベスグロやドラコンではなく、欲しい物はブービー賞に持ってくる、と。

正蔵 だって幹事だもん(笑)。

GD だって狙って取れる賞じゃないもん(笑)。


この一打 ブービー賞の 兆しあり
(茨城県・鮎親爺・69歳)


GD 「兆しあり」っていうと「すごくいいものが見えた!」「光が差した」という雰囲気ですけど。鋭く感じ取ったのはブービー賞の気配(笑)。

正蔵 大丈夫、賞品は厚いから(笑)。うん、いいですね!


SDGs 拾ったティで ラウンドし
(神奈川県・Tosh・72歳)

課長のティー さっき落とした 俺のティー
(埼玉県・ホンマのわたちゃん・59歳)


GD 持続可能な開発目標=SDGsです。

正蔵 ティーの使い回しも……。

GD エコです! SDGsです!

正蔵 それにしても上司が自分のティーを使っていても「それ僕の」とは言えない。

GD エ、エコだから……。

正蔵 折れちゃったすべてのティーにも愛を込めて……。

*   *   *

GD 選考会も佳境ですよ。“あるある”ネタがまだまだあるよー。


作業する 人の視線が ミスを呼ぶ

ダフるから 作業続けて チェーンソー

(東京都・策々・70歳)


正蔵 わかるなー。コーススタッフの方が気を使って、静かにしてくださるんですよね。

GD で、激ダフリ。

正蔵 ギャー。ゴメンナサイ。


ゴルフ場 近い人から 遅刻する
(東京都・新橋5丁目ゴルファー・47歳)


正蔵 これもあるなあ。

GD 油断しやがるんですよ。逆方向のこっちは4時起きだぞい、って。

正蔵 こ、言葉遣いが乱れてきましたよ。しっかり。まだまだ良作が続きますよ。


羨ましい あいつの実家は 北関東
(東京都・じぇい・41歳)


正蔵 あー、これ好き。「北関東」ってワードがいいですねえ。

GD 週末ごとに実家に帰り、ラウンドしまくってるな。

正蔵 いいじゃないですか(笑)。

GD これが「南千葉」だと、なんとなく雰囲気が出ないし「世田谷区」にいたっては嫌味が出る(笑)。

正蔵 キラーワード、北関東!

GD ゴルフ天国、北関東!

まだまだ終わらない!
最優秀賞は誰の手に?

  • 週刊ゴルフダイジェスト春の恒例企画「ゴルフ川柳コンクール」。第5回を迎えた今年も2998点もの作品が寄せられた。その中から、審査委員長の林家正蔵と編集部が悩みに悩み、優秀作品を選定。栄えある2022年の最優秀作品は? PHOTO/Akira Kato 恥ずかしい パットラインを 残す霜(神奈川県・せきぼー・48歳) 正蔵 冬でしょー。グリーンが霜で真っ白で、パットのラインが残るんですよね。GD すると、ときどきとんでもないラインがある(笑)。正蔵 後の人を悩ますためのダミーのラインなのかな(笑)。GD “つわものどもが夢の跡”ってことでお願いします。 欲入る パターは何処だ コレクター(三重県・ミキティー・65歳) 正蔵 お上手。この方はハガキの応募ですか。あー、これが縦書きだったら、もっと雰囲気が出たかもしれない。GD ネットの応募も横書きになっちゃうんですよね。カタカナや英語だと横書きがピタリとハマったりしますけれどね。 この記事は会員限定です続きを読むには会員登録が必要です グリーン上 寄せては返す 波のよう(東京都・かざりぬ・31歳) 正蔵 これは哀愁がありますね。GD グリーンの上を行ったり来たりー♪正蔵 柏原芳恵さんコーナーは終わりましたよ。 シューでなく フュルルと鳴った 俺の球(大阪府・ペースかめ・37歳) 正蔵 ビューンじゃなくていい、せめてシューと飛んでほしいところ、フュルルという擬音がうまいですね。すごくよくわかる(笑)。 行きたいね 技のデパート どこにある(東京都・どっくん・54歳) GD 伝説のデパート!正蔵 そう、有名だけどどこにあるのか誰も知らない。銀座じゃないな。新宿にもない。すごく行きたい(笑)。GD 両国あたりにありそうな気が。正蔵 それ、舞の海の影響でしょ(笑)。GD 確かモンゴルにも支店があったような……。正蔵 旭鷲山でしょ。「技のデパートモンゴル支店」(笑)。ゴルダイさんに疲れが見えてきたようなので、ここからレジェンド級の皆さんの作品をどどっと紹介。 バウンスバック 意味はわかった 縁はなしこのライン 既読のはずが 記憶なし(宮城県・パンキー太朗・64歳) GD 出た、前回最優秀賞のパンキーさん!正蔵 特に2作目。なにこれ、うまい……。パットのラインとLINEがかかっていて、既読と記憶が韻を踏んで……完璧じゃないですか。GD グリーン上で「あー、このライン前も読んだぞ、でもわかんない」。スマホを見て「確かにラインもらってるな。俺も『了解』なんて答えている。でも覚えてない」みたいな……。 上手いけど ひと癖ありそな 人揃う一打ごと ハッとしムッとし ホッとするハエたたき 間が出きてたと 妻ほめる(鹿児島県・大野究さん・66歳) GD すでに殿堂入りの大野さん!正蔵 やっぱり信頼と実績のクオリティ。大野さんは絵もお上手なんですね。今回はイラストととともにご紹介しましょうよ。だって「ひと癖ありそな」この組、見てよ。面白そうだけど、絶対入りたくない(笑)。 GD 「ゴルフ侍」に出てきそうな人たちですねー。そしてお次はこちら。 5・7・5 ボギー、トリ、ダボの スタートだ(青森県・西村明さん・68歳) GD こちらも最優秀賞経験者の西村さん!正蔵 あ、これすごーく惜しい感じがする。その日のラウンドが5・7・5で始まると……。GD 川柳じゃん! って。正蔵 「スタートだ」の部分が別のワードなら……。GD そのワードがなんなのか今思いつかないけれど……。正蔵・GD 惜しーい!GD そして、今回のコンクールを締めくくるのは、コンクールでは初登場のこのお二人。 設計と 施工の違いで このスコア始めチョロ 中パーパーで 締めはトリ嬉し気に ナイストライと 言うなかれ(北海道・岡部隆義さん・84歳) 悪いとき どう打つのかが わからないいいときは どう打ったかが わからない(岩手県・新沼伸一さん・62歳) 正蔵 うわー。どれもいい作品ですね。ちょっとびっくり。GD 川柳コンクールでご紹介するのは初めてだと思いますが、通常の川柳コーナーの常連さんのお二人です。正蔵 どれだけ有望なニューフェースかかえているんですか! まずは岡部さん。私が特に好きなのは「設計と施工」かな。まず、「設計」と「施工」というワードセンス。うーん、もともと建築家とか、もしくは大家さんとか(笑)。一見、ゴルフと関係のない言葉が不思議とピタリとハマりますね。こういうふうにティーショットして2打目で花道に……というのが設計。で、実際に打ってみたら、曲がったしヘンなライだし……というのが施工。あー、面白い。GD 新沼さんは、連作というニュースタイル。正蔵 連作の魅力が最大に発揮されていますね。悪いときといいとき……ああ、この気持ち、よくわかります。またも恐るべき新人さんだ。選べないじゃないですか。GD ここは師匠、頼みます!正蔵 今回は、まさかの連続最優秀賞! パンキーさん、殿堂入りでーす。GD パチパチパチ。 <最優秀賞> このライン 既読のはずが 記憶なし(宮城県・パンキー太朗・64歳) <優秀賞> 設計と 施工の違いで このスコア(北海道・岡部隆義さん・84歳)悪いとき どう打つのかが わからないいいときは どう打ったかが わからない(岩手県・新沼伸一さん・62歳) <佳作> 恥ずかしい パットラインを 残す霜(神奈川県・せきぼー・48歳)課長のティー さっき落とした 俺のティー(埼玉県・ホンマのわたちゃん・59歳)柏原 明日架を芳恵と 言う常務(神奈川県・そうすけ・47歳) <特別賞> 妻が逝く スイングチェック ズバッだった(長野県・北沢豊治さん・82歳)デキる妻 3歩下がって プレイ指示(埼玉県・ざきじゅん・38歳) <殿堂入り> 大藪秀髙さん、大野究さん、パンキー太朗 週刊ゴルフダイジェスト2022年4月19日号より