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【らくトレ】Vol.111 前傾キープがしやすくなる!「壁ブリッジ」で体幹ストレッチ

渋野日向子の専属トレーナー・斎藤大介氏がゴルファーにおすすめのトレーニング&ストレッチメニューを紹介する「らくトレ・ゆるスト」。今回は、壁を使って上体のストレッチを行うエクササイズを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Osamu Hoshikawa MODEL/Yukino Itakura(GOLULU)

前回のメニューはこちら

メニューNo.111

「壁ブリッジ」でお腹の筋肉を伸ばす


今回は壁を使ったブリッジの動きを2種類紹介します。どちらも背中側の筋肉を締め、お腹側の筋肉が伸びます。

エクササイズ1は片ひざ立ちバージョンです。後ろ足のつま先を壁につけた姿勢から両手を壁につけます。そして息を吐きながら体をゆっくり反らせていきます。お腹の伸びを感じる程度に体を反らせたら、そのポーズで5~10秒キープ。終わったら左右の足を入れ替えます。


エクササイズ2は両ひざ立ちバージョンです。こちらは両つま先を壁につけた正座姿勢から両手を壁につけます。そして同様に体を反らせます。片ひざ立ちのほうが難度は低く、両ひざ立ちのほうが難度は高いですが、それほど大きく変わるわけではありません。キツイと感じる場合、手と壁の間に枕などをはさむと難度を下げることができます。1日2~3セット行うことができると理想的です。腰への負担や体の痛みを感じる場合は無理にやらなくてOKです。

Exercise 1
片ひざたちでお腹伸ばし

片ひざ立ちで後ろ足のつま先を壁につけた姿勢からスタート。両手を壁につけ、息を吐きながら体を反らせていきます。そして5~10秒キープします。下半身の硬さに左右差がある人は腰を痛める可能性があります。自身の体の状態を見ながら取り組んでください

Exercise 2
正座姿勢からお腹伸ばし

ひざを床につけた正座の姿勢からスタート。両手を壁につけ、お尻を持ち上げながら体を反らせていきます。お腹を伸ばした状態で5~10秒キープ。エクササイズ1を左右両方とエクササイズ2が1セットで、1日2~3セット行うことができたらバッチリです

ここに効く!
背中側の筋肉を締めて、お腹側の筋肉を伸ばすエクササイズです。肩甲骨をしっかり寄せて体を反らせることで体幹に刺激が入ります

どんな効果が?
アドレスで作った前傾姿勢をキープしたまま回転できるようになります。スウィング軸が安定し、フィニッシュまで振り切れます

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から渋野日向子の専属トレーナーとして活動中。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2022年5月24日号より