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【らくトレ】Vol.109 ドライバーを使って股関節の柔軟性を高めよう!【動画あり】

渋野日向子の専属トレーナー・斎藤大介氏がゴルファーにおすすめのトレーニング&ストレッチメニューを紹介する「らくトレ・ゆるスト」。今回は、ドライバーを使用した、下半身の柔軟性を高めるメニューを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Osamu Hoshikawa MODEL/Yukino Itakura(GOLULU)

前回のメニューはこちら

メニューNo.109

クラブを使って下半身の柔軟性を高めよう


今回はドライバーを使って自宅で行うストレッチを紹介します。なぜドライバーかというと、両手の間隔が広ければ広いほど、ラクに行えるからです。体に強い負荷をかけるというよりもダイナミックに体を動かすことで下半身の柔軟性を高めます。

最初は(1)右ひざ立ちの姿勢からスタート。そこから(2)クラブを左に動かすと同時にお尻を後ろに下げます。左ひざが伸びてつま先が上がり、左のもも裏が伸びます。このとき右股関節の前側にも刺激が入ります。そのポーズを3秒キープしたら今度は(3)クラブを右に動かすと同時にお尻を前に移動させます。そうすると、もも裏と股関節が前後に伸縮します。また、上半身は左右にねじりますのでツイストの動きも入ります。(3)のポーズも3秒キープで、(2)>(3)を5往復します。それが終わったら左ひざ立ちの姿勢で同様のエクササイズを行います。朝晩1セットずつ1日2セット行えると理想的です。


Exercise 1
右ひざ立ちでクラブを左下から右上へ動かす

右ひざ立ちでドライバーを両手で持った姿勢からスタート。まずクラブを体の左に動かしながらお尻を後ろに下げ、左ひざを伸ばしてつま先を立てます。その状態で3秒キープしたら、今度はクラブを体の右に動かしながらお尻を前に移し、同じく3秒キープします

Exercise 2
左ひざ立ちでクラブを右下から左上へ動かす

こちらは左ひざ立ちでドライバーを両手で持った姿勢からスタート。エクササイズ1と左右対称の動きになります。まずクラブを体の右に動かしながらお尻を後ろに下げ、その状態で3秒キープ。次にクラブを左に動かしながらお尻を前に移し、3秒キープします

正しい動きを動画でチェック!

ここに効く!
もも裏と股関節の前側のストレッチになります。上半身をひねることで肩甲骨や腹筋にも刺激が入り、バランス感覚もよくなります

どんな効果が?
下半身の柔軟性が高まるのでスムーズなスウィングが身につきます。可動域が広がることでバランスのいいフィニッシュも可能です

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から渋野日向子の専属トレーナーとして活動中。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2022年5月3日号より