【ゴルヨガ】Vol.67 前傾キープに効く! 固まりがちな「わき腹」を伸ばすポーズ
らくらくゴルヨガ
トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、前傾姿勢を保つ上で重要な、わき腹を伸ばすポーズを教えてもらった。
TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Kanako Mizutani(ゴルル)

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- トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、股関節の前側を伸ばしてアドレス改善に効果のあるポーズを教えてもらった。 TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Kanako Mizutani(ゴルル) >>前回のメニューはこちら ……
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上半身を左右に倒して
わき腹の筋肉を伸ばす
スウィングは前傾姿勢を維持しながら回旋と側屈の動きを繰り返しますが、わき腹が硬いため上体が起き上がり、回転運動が乱れてしまうアマチュアが非常に多いです。わき腹の筋肉は日常生活でほとんど使いません。ストレッチやヨガのポージングで意識的に伸ばしてあげる必要があります。
両脚を閉じたバージョンと開いたバージョンで効く場所が少し変わります。両方行うことで体の側面を全体的に伸ばすことができます。
Pose 1
両脚を閉じ、両手を上げたまま上半身を真横に倒す

両脚を閉じ、両手を上げ、手のひらを合わせた姿勢でスタート。そこから上半身を真横に倒します。1呼吸(2~3秒)で倒し、1呼吸キープし、1呼吸で元に戻します。逆サイドも同様です。上体が前に倒れやすいので、角度は浅くても真横に倒すのがポイント。左右5回ずつ繰り返します。(3呼吸×左右5回)
Pose 2
両脚を開き、両手を上げたまま上半身を真横に倒す

今度は両脚を広げた姿勢からスタート。そうすると上半身をより深く傾けることができます。効く場所も少し変わります。ポーズ1はわき腹の下側、ポーズ2はわき腹の上側に効きます。両方行うとわき腹の上から下まで満遍なく伸びます。ポーズ1と同様、左右5回ずつ繰り返します。(3呼吸×左右5回)
●どんな効果が?
わき腹を重点的に伸ばすポーズになります。わきの下から腰の横まで体の両サイドが全体的に伸びますから、前傾姿勢を維持したまま側屈できるようになります
●スウィングのココが改善!
体の側面を伸ばすことによって、回旋と側屈の動きがスムーズになり、前傾姿勢が維持できるようになります。前傾姿勢を維持したままインパクトを迎えることができるので、再現性が高くなります

解説/斎藤大介
柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中
週刊ゴルフダイジェスト2025年9月16日号より


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