【ゴルヨガ】Vol.63 アドレスの姿勢を改善! 「脚上げ」ポーズでもも裏を伸ばす
らくらくゴルヨガ
トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、仰向けに寝て脚を上げて、太ももの裏側を伸ばすポーズを教えてもらった。
TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Yurie Atsumi(ゴルル)

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- トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、イスを使って、固まったわきの筋肉をほぐすポーズを教えてもらった。 TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Kanako Mizutani(ゴルル) >>前回のメニューはこちら メ……
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「脚上げポーズ」で
もも裏を刺激
アドレスの姿勢が悪い人は、太ももの裏側の筋肉が硬くなっていることが原因で、股関節を付け根から折り曲げることができなくなっているケースがあります。今回は太ももの裏側に刺激を入れることで、下半身の柔軟性を高め、アドレスの姿勢を改善してスムーズな回転運動に導くポーズを紹介します。
ポーズ1と2はつなげて行うことも可能です。すねを持った手を足首に持ち替え、両脚をゆっくり伸ばしていきます。
Pose 1
仰向けから両脚を持ち上げすねを持つ
仰向けに寝た姿勢でスタート。そこから両脚を持ち上げ、すねを持ちます。ポーズ1から2へ移行できますが、このポーズだけでもOK。すねを手でサポートしつつ、太もも裏を伸ばします。1呼吸(2~3秒)で持ち上げ、2呼吸キープし、1呼吸で元に戻します。それを3回繰り返します。(4呼吸×3回)
Pose 2
仰向けから両脚を持ち上げ足首を持つ
ポーズ2はボーズ1から移行した姿勢になります。足首を持って支点を作り、両脚を少しずつ伸ばすと、太ももの裏側に刺激が入ります。ただ、体が硬い人はこの姿勢を作るのは難しいと思います。ひざが多少曲がったり、脚が開いたりしても、太ももの裏側に刺激が入っていればOKです。(4呼吸×3回)
●どんな効果が?
太ももの裏側に刺激を入れると、股関節を折り曲げた前傾姿勢が作れるようになります。お尻から腰にかけてのラインにも刺激が入り、体の背面を強化することができます
●スウィングのココが改善!
太ももの裏側に刺激を入れると、アドレスの前傾姿勢がキレイな形になります。アドレスがキレイになると、始動からトップへの体重移動がスムーズになり、安定した軸回転につながります

解説/斎藤大介
柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中
週刊ゴルフダイジェスト2025年8月12日号より


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