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【ゴルヨガ】Vol.59 前傾キープに効く!「ガニ股屈伸&腕を上げ下げ」で股関節と背中を同時に刺激

トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、ガニ股で屈伸し両腕を上下することで、股関節と背中を同時に刺激できるポーズを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Mai Inaji(ゴルル)

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メニューNo.59

「ガニ股屈伸ポーズ」で
両腕を上げ下げ


今回はガニ股のポーズで胸を張りながらしゃがみ、両腕を上げ下げするポーズを紹介します。ポーズ1と2はつなげることもできるのですが、別々の動きなので、分けて解説します。

ポーズ1はひじをひざの内側に引っかけ、押し合うように胸を張ります。その際、かかとが浮かないのが理想ですが、優先順位が高いのは胸を張ることです。それはポーズ2も同じで、腕を上げるときも胸をしっかり張ってください。


Pose 1
胸を張ってガニ股で屈伸

足を肩幅に開いた姿勢でスタート。そこから床に手をつけるようにしゃがみます。胸を張ってしゃがむのが大事なポイント。ひじをひざの内側に引っかけ、押し合うように胸を張ります。1呼吸(2~3秒)でしゃがみ、1呼吸キープし、1呼吸で元に戻ります。それを3回繰り返します。(3呼吸×3回)

Pose 2
ガニ股屈伸で片手&両手上げ

ポーズ1の2の姿勢でスタート。そこから左手を床につけたまま右腕を上げます。次に左腕も上げます。両腕とも耳の真横まで上げるのが理想です。1呼吸で右腕を上げ、1呼吸で左腕を上げ、両腕を上げたまま1呼吸キープし、1呼吸で元に戻ります。それを3回繰り返します。(4呼吸×3回)

●どんな効果が?
股関節の可動域アップに役立つと同時に、胸を張って背筋を伸ばすことで、背中の上部にも効果的な刺激が入ります。下半身から上半身まで満遍なく伸ばせます

●スウィングのココが改善!
股関節に刺激を入れながら胸を張ることで、アドレスの姿勢を改善することができます。前傾姿勢をキープしたまま回転できるようになり、スウィングの再現性が上がり、飛距離アップも見込めます

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2025年7月15日号より