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【ゴルヨガ】Vol.57 仰向けからの「背伸びポーズ」で凝り固まった肩甲骨周りの筋肉をほぐす

トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、仰向けに寝ながら背伸びをすることで、肩甲骨周りを効率的にほぐすことができるポーズを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Mai Inaji(ゴルル)

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メニューNo.57

仰向けからの背伸びポーズ


現代人は座った姿勢でパソコンを操作したり、立った姿勢でスマホを操作したりする時間が長くなっていますから、自分が思っている以上に背中の筋肉が丸まっています。そのままの姿勢で過ごすと背中が丸まったまま固まってしまいます。

仰向けに寝た状態で両腕を上下左右に動かすと、丸まった背中の筋肉に刺激が与えられます。背伸びポーズで肩甲骨周りをゆっくり動かし、凝り固まった筋肉をバランスよくほぐしましょう。


Pose 1
仰向けの姿勢から背伸びポーズ

仰向けに寝て、両ひざを立てた姿勢でスタート。そこから右腕、左腕をマットにつけたまま、頭上まで大きく回します。そして手のひらの上下を途中で入れ替え、腕を耳に近づけて背伸びポーズ。1呼吸(2~3秒)で両腕を上げ、1呼吸キープし、1呼吸で戻します。それを10回繰り返します。(3呼吸×上下10回)

Pose 2
背伸びポーズから両ひじを90度曲げる

仰向けで両ひざを立て、両手を頭上に伸ばした「背伸びポーズ」でスタート。そこから両ひじを90度に曲げます。ひじと腕をマットにつけたまま動かすことができれば理想ですが、多少浮いてもOK。1呼吸で90度に曲げ、1呼吸キープし、1呼吸で元に戻します。それを10回繰り返します。(3呼吸×上下10回)

●どんな効果が?
肩甲骨の間にある細かな筋肉にバランスよく刺激が与えられ、肩甲骨周りの動きがスムーズになります。背中の上から肩にかけての大きな筋肉にも程よい刺激が入ります

●スウィングのココが改善!
猫背で丸くなった背中に刺激を入れることで、正しい姿勢が身につき、前傾姿勢をキープしたまま体を回せるようになります。スウィングの再現性が向上し、飛距離アップも見込めます

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2025年7月1日号より