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【ゴルヨガ】Vol.54 ワイドスタンスからの“側屈”ポーズで「前傾キープ」に必要な筋肉を刺激!

トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は前傾キープに重要な側屈の動きスムーズにするポーズを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Yurie Atsumi(ゴルル)

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メニューNo.54

前傾キープに効く!
ワイドスタンスからの側屈


体を横に曲げる側屈の動きは、日常生活ではほとんど行いません。ですが、ゴルフではアドレスで作った前傾姿勢をインパクトまでキープするのに必要不可欠です。

バックスウィングやダウンスウィングの起き上がりは、わき腹の筋肉が不足しているか、その筋肉を伸び縮みさせる動きに慣れていないか、どちらかが原因で発生します。日ごろからわき腹に刺激を入れると、前傾姿勢の維持が身につき、スウィングの再現性がアップします。


Pose 1
ワイドスタンスで左に側屈

両手を広げ、ワイドスタンスでスタート。上半身を左サイドに側屈します。左手が時計の針の6時、右手が12時の位置になるのが理想です。1呼吸(2~3秒)で左手を下げ、1呼吸キープし、1呼吸で元に戻します。左を5回連続で行っても構いませんが、左右交互に行ったほうが、バランスが取れます。(3呼吸×左右5回)

Pose 2
ワイドスタンスで右に側屈

ポーズ1と同じ姿勢でスタート。今度は上半身を右サイドに倒します。右手が時計の針の6時、左手が12時の位置になるのが理想ですが、胸とへそが下を向いてしまう場合は、右手を足首まで下げなくてもOK。1呼吸で右手を下げ、1呼吸キープし、1呼吸で元に戻します。左右交互に行うとバランスが整います。(3呼吸×左右5回)

●どんな効果が?
左右のわき腹に刺激を入れるのが一番の目的です。胸とへそを正面に向けることで背中の筋肉にも刺激が入ります。ひざを伸ばして行うので太ももの裏側も適度に伸びます

●スウィングのココが改善!
側屈は前傾姿勢を維持するのに不可欠です。左側屈はテークバックからトップにかけての動き、右側屈はダウンスウィングからフォローにかけての動きを強化し、再現性アップに効果があります

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2025年6月10日号より