【ゴルヨガ】Vol.53 前傾キープに重要な側屈を強化! 「背骨くねくね」ポーズ

トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、背骨を左右にカーブさせることで、前傾キープに重要な側屈を強化できるポーズを教えてもらった。
TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Mai Inaji(ゴルル)

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- トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、下半身の裏側を伸ばして前傾キープに効果的なポーズを教えてもらった。 TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Yurie Atsumi(ゴルル) >>前回のメニューはこちら メニュ……
メニューNo.53
「背骨くねくね」で
側屈の動きを強化
今回は背骨を左右にカーブさせる動き(くねくね)を繰り返すことで、側屈を強化して全身のバランスを整えるメニューを紹介します。ポーズ1はつま先をマットにつけたまま行うバージョンです。ポーズ2はつま先を持ち上げて行うバージョンです。
ポーズ2はつま先が左右に大きく動くので、動きに躍動感が出ます。わき腹の片方が縮み、片方が伸びていることがはっきりわかるように、ゆっくりと丁寧に背骨を動かしてください。
Pose 1
四つん這いの姿勢で背骨くねくね
四つん這いの姿勢でスタート。そこから背骨を左にゆっくりカーブさせる動きと、右にゆっくりカーブさせる動き(くねくね)を交互に行います。1呼吸(2~3秒)で左にカーブさせ、1呼吸キープし、1呼吸で右にカーブさせ、1呼吸キープします。これを左右5回ずつ、合計10回繰り返します。(4呼吸×左右5回)
Pose 2
両つま先を持ち上げて背骨くねくね
四つん這いになり、つま先を持ち上げた姿勢でスタート。そこからの動きはポーズ1と同じで、背骨を左にゆっくりカーブさせる動きと、右にゆっくりカーブさせる動きを交互に行います。ひざを支点にクルンと回す感じで動かします。こちらも左右5回ずつ、合計10回繰り返します。(4呼吸×左右3回)
●どんな効果が?
前傾姿勢の維持に必要不可欠な側屈の動きを強化できます。また、背骨を左右交互に動かすことで、全身のバランスが整います。左右差を気にしながら行ってください
●スウィングのココが改善!
左右の側屈を繰り返すことで、アドレスで作った前傾姿勢をインパクトまでキープできるようになります。インパクトの再現性がアップし、力がしっかりボールに伝わるので飛距離アップも期待できます

解説/斎藤大介
柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中
週刊ゴルフダイジェスト2025年6月3日号より