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【ゴルヨガ】Vol.52 脚をクロスさせて前屈するだけ!「前傾キープ」に役立つポーズ

トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、下半身の裏側を伸ばして前傾キープに効果的なポーズを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Yurie Atsumi(ゴルル)

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メニューNo.52

前傾キープに効く!
脚をクロスさせて前屈


スウィングの再現性が低いアマチュアは、アドレスで作った前傾姿勢をインパクトまでキープする筋力や柔軟性が不足している場合が多いです。そこで今回は前傾姿勢のキープに役立つ「前屈のポーズ」を2種類紹介します。

ポーズ1は両脚を伸ばしたままクロスして前屈します。ポーズ2は片脚を曲げてクロスし、前屈します。両方行うと下半身の裏側が伸ばされ、柔軟性がアップし、前傾姿勢が維持できるようになります。


Pose 1
脚を交差させて前屈

長座の姿勢から左脚を右脚の上にクロスさせてスタート。そこからゆっくり前屈します。手の指先が足のつま先に届けば理想的ですが、届かなければすねかひざでもOK。1呼吸(2~3秒)で前屈し、2呼吸キープし、1呼吸で元に戻ります。左脚交差で3回行ったら右脚交差でも同様に3回行います。(4呼吸×左右3回)

Pose 2
片脚を曲げ交差して前屈

長座の姿勢から右脚を四の字固めのようにクロスさせてスタート。そこからゆっくり前屈します。手の指先が前足のかかとに届けば理想的ですが、届かなければすねかひざでもOK。1呼吸で前屈し、2呼吸キープし、1呼吸で元に戻ります。右脚交差で3回行ったら、左脚交差でも同様に3回行います。(4呼吸×左右3回)

●どんな効果が?
太ももの裏側からお尻の付け根あたりまでが伸びます。ポーズ1と2で刺激の入り方が少し変わります。腰と背中は丸まって伸びます。股関節にも適度な刺激が入ります

●スウィングのココが改善!
前屈のポーズを行うと前傾姿勢の維持に必要な柔軟性が身につき、インパクトまで前傾姿勢を維持できるようになります。背中や腰も含め全身の可動域がアップし、スウィングアークが大きくなります

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2025年5月27日号より