【ゴルヨガ】Vol.51 脚の疲労を軽減してリフレッシュ!「ハーフサドル」ポーズ

トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、ゴルフに限らず脚の疲労を軽減するのに効果的なポーズを教えてもらった。
TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Yurie Atsumi(ゴルル)

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- トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、四つん這いから片手&片脚を伸ばすことで、捻転差を作るコツが身につくポーズを教えてもらった。 TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Mai Inaji(ゴルル) >>前回のメニューはこちら ……
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脚の疲労を軽減する
「ハーフサドル」ポーズ
今回は太ももの前側を伸ばすことで両脚に溜まった疲労を取る「ハーフサドルポーズ」を紹介します。このポーズでは背中から後頭部までマットについていますが、体が硬い人は同じポーズを作るのは難しいと思います。
足の甲をマットにつけたまま行うことと、ひざが浮かないことが大事なので、両手を後ろについて体を支えたり、背中の下に枕などを入れたりして、太ももの前側が心地よく伸びる体の角度を見つけてください。
Pose 1
左脚を曲げて座り上半身を後ろに倒す
両脚を前に出して座る長座の姿勢から左脚を曲げた状態でスタート。そこから上半身をゆっくり後ろに倒していきます。背中と後頭部がマットにつくのが理想ですが、無理なら両手を後ろについて体を支えてもOK。左脚の太ももの前側が伸びていることを感じながら3呼吸(10秒)キープします。(4呼吸×10回)
Pose 2
右脚を曲げて座り上半身を後ろに倒す
両脚を前に出して座る長座の姿勢から右脚を曲げた状態でスタート。そこから右ひざが浮かない程度に上半身を後ろに傾け、右脚の太ももの前側を伸ばします。1呼吸(2~3秒)で体を倒し、呼吸を止めずに3呼吸(10秒)キープ。仰向けのまま頭の下で手を組むとより太ももを伸ばせます。(4呼吸×10回)
●どんな効果が?
太ももの前側を伸ばすのが一番の目的です。この部分がしっかり伸びると血流がよくなり、疲労物質の排出が促進されます。また下半身の柔軟性アップにもつながります
●スウィングのココが改善!
今回はゴルフに直接的な効果があるというよりも脚の疲労を取る、ひざの負担を軽減しケガを予防するメンテナンス効果が目的です。体がリフレッシュするとスウィングの動きもスムーズになります

解説/斎藤大介
柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中
週刊ゴルフダイジェスト2025年5月13日・20日合併号より