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【ゴルヨガ】Vol.15 前傾キープに効果的! 座り姿勢からのひざの曲げ伸ばし

トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、前傾姿勢のキープに効果のあるポーズを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Tsukasa Kobayashi MODEL/Kanako Mizutani(ゴルル)

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メニューNo.15

座り姿勢からのひざの曲げ伸ばしで
股関節と腹筋を刺激


今回はマットに座った姿勢で脚を曲げ伸ばすヨガを紹介します。ポーズ1が片脚バージョン、ポーズ2が両脚バージョンです。息を吸いながら脚を曲げ、息を吐きながら脚を伸ばします。これを10回ずつ繰り返します。片脚はバランスも取りやすく、誰でもできますが、両脚は難しく感じる人もいるはずです。

まずは片脚ずつやってみて、どちらもスムーズに曲げ伸ばしができるようになったら両脚にチャレンジしてみてください。


Pose 1
座り姿勢からの片脚キック

脚を伸ばしてマットに座り、片足を床につけてひざを立てた姿勢でスタート。息を吸いながら脚を胸元に引きつけ、息を吐きながら再び伸ばします。ポイントは背中を丸めないことと骨盤を立てて行うこと。左脚を10回曲げ伸ばしたら、左右の脚を入れ替えて右脚を10回曲げ伸ばします。(1呼吸×左右10回ずつ)

Pose 2
座り姿勢からの両脚キック

両足をマットにつけてひざを立てた姿勢でスタート。息を吸いながら両脚を胸元に引きつけ、息を吐きながら再び伸ばします。ポーズ1よりも難易度が高いので、難しいと感じる人がいるかもしれませんが、上半身の角度を調整しながらバランスを保ち、両脚を10回曲げ伸ばします。(1呼吸×左右10回ずつ)

●どんな効果が?
股関節の付け根に効果的な刺激が入り、柔軟性がアップします。また腹筋にも刺激が入るので体幹が強化され、アドレスで作った前傾姿勢をインパクトまでキープできます

●スウィングのココが改善!
股関節を曲げ伸ばす動きを繰り返すので、アドレスで股関節から折り曲げる正しい姿勢が作れるようになります。ダウンスウィング以降も前傾姿勢が維持できるので、伸び上がりのミスがなくなります

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2024年8月13日号より