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【らくトレ】Vol.199「ジャンプ&ターン」で地面反力を利用した鋭い回転を身につけよう!

トレーナーの斎藤大介氏がゴルファーにおすすめのトレーニング&ストレッチメニューを紹介する「らくトレ・ゆるスト」。今回は、地面反力を利用して回転スピードをアップするためのエクササイズを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Kanako Mizutan(i ゴルル

前回のメニューはこちら


メニューNo.199

ジャンプ&ターンで
回転スピードアップ


スウィング中に地面を押しながら回転する力が使えるようになると、体の回転スピードがアップし、ヘッドスピードが上がります。この感覚がつかめないアマチュアがとても多いです。そこで実際にジャンプをしながら体を回転させたり、ステップをすることで地面を押す感覚を身につけるエクササイズを紹介します。

エクササイズ1は真上に高くジャンプしながら体を180度回転させます。左回りでスタートしたら、次のジャンプは右回りで元の姿勢に戻ります。エクササイズ2は軽くジャンプしながら両足を素早くクロスさせます。右足前クロスでスタートしたら、次のジャンプで元に戻り、左足前クロスに切り替えます。どちらも左右5回ずつ合計10回繰り返します。鏡の前で上半身の垂直姿勢を確認しながら行うのがおすすめです。負荷がかなり高いので、1日2セット行ったら翌日は体を休ませましょう。2日に1回のペースで取り組んでください。


Exercise 1
ジャンプして180度回転

両足を肩幅に広げた姿勢でスタート。真上に高くジャンプしながら体を180度回転させます。体の軸を垂直に保ち、着地地点がスタートと同じ位置で左右の足が入れ替わるのが理想です。左回りでスタートしたら、右回りで元に戻ります。それを10回繰り返します。(10回×2セット)

Exercise 2
ジャンプして両足をクロス

エクササイズ1ほど、ジャンプの高さは必要ないのでスタンスを広めにします。真上にジャンプしながら両足を素早くクロスさせるイメージ(ダンスのステップのように)。こちらも体の軸を垂直に保つことを意識します。右足前クロス、左足前クロスを交互に10回繰り返します。(10回×2セット)

ここに効く!
つま先で地面を強く蹴るので、ふくらはぎからお尻にかけて満遍なく刺激が入ります。また、軸をキープしたまま回転するのでお腹にも効きます

どんな効果が?
地面を押しながら回転する力をスウィングに取り入れることができます。回転スピードが上がり、速いスピードでもバランスが崩れない安定した回転軸が身につきます

斎藤大介

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2024年3月12日号より