【なんでもランキング】Vol.48 最多は宮本留吉の6勝「日本オープン」優勝回数ランキング
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ゴルフにまつわる様々なデータや記録をランキング形式で紹介する本連載。今回は、今週開幕する「日本オープン」で優勝回数の多い選手をランキング!
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今週、兵庫県の三甲GCジャパンコースで開催される日本オープンは1927年に第1回が行われ、今年で87回目。昨年までに57人のチャンピオンが誕生してきた。最多優勝記録を持つのは日本のゴルフ黎明期の第一人者、宮本留吉。第3回を皮切りに戦前だけで6勝を挙げている。宮本は日本最古のプロトーナメントである日本プロの第1回大会でも優勝。29年には安田幸吉とともに日本人プロ初の海外遠征も行い、32年には全英オープンで日本人初のメジャー出場を果たしている。
宮本に続くのが尾崎将司の5回、中嶋常幸の4回で、3勝以上を挙げているのはわずか5人しかいない。今年、その偉大な記録に挑戦できるのは2勝を挙げている谷口徹、片山晋呉、池田勇太、稲森佑貴の4人。
なかでも中日クラウンズ、ASO飯塚チャレンジドで今季2勝を挙げている稲森佑貴は、スタッツでもフェアウェイキープ率とパーキープ率でトップを走り、メジャーの厳しいセッティングでも安定したプレーが期待できる。28歳で3勝達成となれば最年少記録となる。
2019年のミズノオープンを最後に優勝から遠ざかっている池田勇太は大舞台での復活なるか。シニアツアーにも出場している54歳の谷口徹、そして49歳の片山晋呉のベテラン勢の活躍にも期待したい。
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週刊ゴルフダイジェスト2022 年10月25日号より