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本格オープン

【新春インタビュー#4】笹生優花「モットーは“ニュートラル”。常に普通の自分でいることが理想です」

週刊ゴルフダイジェスト
2021.01.27

PHOTO/Hiroyuki Okazawa、Shinji Osawa、Arihara Hiroaki

笹生優花、古江彩佳、原英莉花、小祝さくら。2020年の賞金ランク上位4人のフレッシュな女子プロたちにリモートインタビューを敢行。2020年を振り返ってもらうとともに、2021年の豊富を語ってもらった。4人目は、ルーキーイヤーの20年に2勝を挙げ、賞金ランクトップに輝いた笹生優花だ。

GD 昨年はどんな年でしたか?

笹生 いつもどおりの1年ではなかったですよね。半年試合がなかったのが一番大きい。緊急事態宣言で練習に行けなかったり、何が起きているかわからない怖い部分もあった。でも普通どおりに生活や練習をするようにして試合を待つ感じでした。試合が開催されたときは、嬉しいというより有難い気持ちが大きくて。でも、こんなに成績が出るとは思ってなかったので嬉しい。目標はリランキング
を通過することでしたから。

GD 全米女子オープンは?

笹生 楽しかったですが、コースセッティングは難しかった。でも、戦い方はあまり変える必要はないかなとも思いました。自分のゴルフをすればいいんだと。

GD 昨年成長した部分は?

笹生 パッティングでしょうか。しっかり練習して、あとは自分のパットを信用すること。信用がないと入らない気持ちが先に出ます。メンタルが強いわけではないんです。ポジティブでもネガティブでもない。でもたとえば、ミスしても、出るものだと思えばいいし、結果がよければOK。ラウンド中はミスしても何も変えようとせず、同じルーティンをして臨みます。

GD ローリー・マキロイのスウィングに似ているとアメリカの放送でも言われていました。

笹生 いやあ、似てないですよ。細かく見ればけっこう違います。バックスウィングの大きさや体の動かし方も。もう少し頑張らないと。ドライバーはマキロイが一番スゴい。アイアンはタイガー・ウッズです。どこからでもグリーンに乗せられる。アプローチもタイガー。グリーンに乗らなくてもパーセーブ率が高い。パットもやっぱりタイガー。安定しているからです。

ジャンボ尾崎のもとには渡米前、年末挨拶に。「スウィング的にはとくに言われませんでしたが、練習方法というか、ショットが安定しないときはドローとフェードを打つといいと。難しいことではないですが、体が動くようになるからだと思うんです」

GD オフは何をしていますか?

笹生 何も用事がなければ家で寝ています(笑)。姉弟が家にいれば一緒に卓球をやったりはします。音楽は毎日聞きます。Kポップ、洋楽、日本の歌も。そして最近、本当に何でも美味しく食べちゃう感じで。前は吉野家の牛丼(卵付)
が好きすぎて毎日食べたかったのに(笑)。もう少しアスリートっぽい体格にはなりたいんですが。

GD 今年の目標は?

笹生 オリンピックは出られたらスゴく嬉しいですが、その前の試合もあるので、オリンピックだけに集中というのはない。今年は試合をやってくれるだけで有難い気持ちがあるので、毎試合出場して、自分が納得いくような良い成績が
出るように頑張りたいです。もっと先には、ゴルフを始めた頃からの夢、アメリカでのプレーがある。そのために、今月からいつもどおりトレーニングをして、ラウンドして。モットーは「ニュートラル」。自分はいつも“普通”でいたい。それがゴルフにもいいはずです。

週刊ゴルフダイジェスト2021年1月26日号より

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