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【なんでもランキング】Vol.34 アニカを上回る歴代1位は? 米女子ツアー「年間平均ストローク」歴代トップ10

ゴルフにまつわる様々なデータや記録をランキング形式で紹介する本連載。今回は、米女子ツアーの歴代最少平均ストロークをチェック!

歴代トップは韓国のキム・セヨンが2020年に達成した「68.686」。コロナの影響で試合数が限られていた年とはいえ、優勝2回を含めすべてトップ20入りと安定した成績を残していた(PHOTO/Jeff Haynes/USGA)

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「平均ストローク」とは、そのシーズンを通して1ラウンドあたり平均何打で回ったかを表すもの。米ツアーには男子に「バードントロフィ」、女子に「ベアトロフィ」という賞があり、その年の平均ストロークが最も少なかった選手に贈られる。「バードントロフィ」は1900年前後に活躍した伝説の名手、ハリー・バードンにちなんでおり、「ベアトロフィ」は、1920~30年代に米女子ゴルフ界を席巻したアマチュアのグレナ・コレット・ベアに由来する。

米女子ツアーでは近年60台を出す選手が増えているが、初めて60台をマークしたのは1998年のアニカ・ソレンスタムで「69.987」。彼女は2002年、04年には68台もマークしている。国内女子ツアーでは19年に申ジエが「69.9399」を記録したのが唯一の60台。だが、日本人選手としては、昨年、全米女子オープンで優勝したことで米女子ツアーのメンバーとなった笹生優花が9試合、33ラウンドを2289ストロークで回り、平均ストローク「69.364」をマーク。これはネリー・コルダ、コ・ジンヨン、リディア・コーに続くシーズン4位の記録だった。今シーズンの米女子ツアーでは6月20日現在で13人もの選手が平均ストローク60台を出している。

<米女子ツアー 年間平均ストローク歴代トップ10>

週刊ゴルフダイジェスト2022年7月12日号より