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小祝さくらは「外さない」派。グリーン上でグローブを外す? 外さない?

ゴルフにまつわるさまざまな問題に関し、読者や識者に率直な意見をぶつけてもらう連載「山を動かす」。今回のテーマはパッティング時のグローブ着用について。多くのプロがグリーン上でグローブを外すなか、小祝さくらなどグリーン上でも外さない選手もいる。そこで今回は一般ゴルファーや識者に、グローブを外す・外さない問題について聞いてみた。

●必ず外します。グリーン上はもちろん、30ヤード以内のアプローチでも外しますね。練習場でもそれぐらいの距離なら外して振っています。やっぱり手の感触を大事にしたいと思うからです。(50代男性・東京都)

●基本、外します。みんながそうしているというのもあるけど、片手だけ日焼けするのがイヤなので、こまめに外します。逆に雨の日は着けっぱなしです。着けたり外したりしていたら、グローブの中が濡れてしまって気持ち悪いですよね。(20代女性・埼玉県)

●ショットでは手袋をしていてグリーンでは外す人が多いですね。僕もそうですが、左手のひらの感覚を敏感にしたいというのがその理由かな。青木功は2サイズくらい小さいグローブを着け、霧吹きしてまで手に皮を食い込ませるほどきっちり着ける人だから、そもそも外したくても外せない(笑)。青木の弟子たちはほとんどが手袋はグリーンで外さない派でしたね。そもそもグローブをするのは、ゴルフを始めたときの習慣だと思います。ジャック・ニクラスも「ただの習慣で、今度生まれ変わってゴルフするなら手袋はしない」と言ったほど。米国ではフレッド・カプルス、日本では横尾要、堀川未来夢らがショットでも手袋はしませんが、その3人は共通して“いかり肩”、なんか関係あるのですかね(笑)。(タケ小山/テレビ解説者、プロゴルファー)

●“あるがままの姿”でカップを目指してパットをするのみなので、いちいち外しません。(40代男性・茨城県)

●取ります。グリップの感触がじかに伝わりアドレスしやすいし、グリーン上での気分転換にもなります。(50代男性・栃木県)

●ショットの際、素手ではすべりそうで、すると強く握り過ぎる心配もありグローブはします。グリーンに乗ってもグローブは外しません。若いときは外していました。外国人プロたちを見て、なんとなく格好いいなーと思って真似しました(笑)。今はずっと着けたままです。すごく真剣に考えた結果ではないのですが、ショットからパターまで左手の感覚は同じにしておいたほうがいいかと。ちなみに、素材は、汗をかく季節は全天候型の人工皮革にして、そのほかの時季は天然皮革がいいですね。手になじみますから。革は汗をかいたら次の日には硬くなってしまうので、それは練習用に回します。(髙橋勝成/プロゴルファー)

●グリーン周りでワチャワチャして焦っているので、外す余裕がない。(40代女性・神奈川県)

グローブはグリーン上でも外しません。外してどんな意味があるのかわからないし、第一、面倒くさいじゃないですか。アマチュアの人が4人でいちいち手袋を外していたら、スロープレーの原因にもなりかねないんじゃないかと……。素材は革オンリーです。しっくりくるというのがその理由です。(羽川豊/プロゴルファー)

●グリーンでは外すことが多いけど、着けたままのこともあります。季節によってもですが、そのときの気分で今度は外さないでやってみようとか、いわば気分転換です。必ずこうするんだという決まりのようなものはありません。素材は天然皮革にこだわっていて、市販品より薄めの革を特注して作ってもらっています。革が厚いとしっとり感が出ないので左手にしっかりフイットするようにして作ってもらっています。青木(功)さんと同じ考えかと思います。(水巻善典/プロゴルファー)

●グローブを外すベリッという音、あれを気持ち切り替えスイッチにしています。OBしたり、アイアン3本持って走り回ったりしても、一呼吸置いてベリッで、それまでのことは忘れる。グリーンに来たらグリーンでまた1打目、の気持ちです。(50代男性・千葉県)

●24歳から月2回くらいゴルフをやってきましたが、70歳を過ぎた頃から右手の甲だけに老人性のシミが浮き出てきた。一方で左手の甲にはほとんどない。また、右手は日に焼けて色も黒く、肌のキメも粗い。左手は白くキメも細かい。若いゴルファー諸君には、老後、手のシミを気にするようなことにならないよう両手手袋をお勧めしたい。(70代男性・東京都)

●PGAツアーでショット時にグローブをしない選手は極めて少なく、僕が知る限りではマスターズ優勝者のフレッド・カプルス、もう1人はロバート・ストレブというカンザス州出身のプロで、ツアー2勝しているのですが、あまり知られていませんね。あと両手にグローブしているプロとしてはツアー1勝のトミー・ゲイニーもいます。両手グローブの理由を聞くと、長く野球をやっていてバッティングで両手にグローブをしていたので片手だけではバランスがとれずショットできないと話していました。僕は単なる気のせいだと思うんですがね(笑)。グリーンでは外す選手がほとんどです。それもグリーンに上がる前、パターをキャディからもらうときにすでに外しています。グリーンでいちいち外していたらスロープレーにつながりますから。1人15秒かかるとしたら、18ホール、3人組で10分以上もかかってしまいます。ちなみに、グローブの材質は本革が主流です。最近は人工皮革も感触がよくなり、耐久性はもともと抜群ですが、やはり本革の手になじむ肌触りには勝てないということでしょうね。打ち終わったらすぐ外す選手が多いですが、これにも理由があります。手のひらは敏感なところで、汗によって体温調節しているといいます。暑いときにグローブをしたままだと心拍数も上がり、エネルギー効果も下がると。グローブを外した手に冷たいペットボトルを持っただけで、体温調節ができやすくなるということをアマチュアゴルファーも知っておいたほうがいいかもしれませんね。(佐渡充高/テレビ解説者)

週刊ゴルフダイジェスト2022年7月5日号より

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