憧れのタイガーと同組で回ったノリス。その“愛煙家”ぶりが話題に
タイガー・ウッズの全米プロでの戦いは3日目で終了。右脚痛により途中棄権と相成った。彼と土曜日に同組で回ったのが、昨年の日本オープン覇者ショーン・ノリス。憧れの人との至福のときをプレーバック。
ラウンド後、痛い脚をひきずりながら、笑顔でノリスのキャディとの写真撮影に応じ、スコアラーにサインをプレゼントしたタイガーの神対応に「素晴らしい」と称賛の声が。
下位でのプレーにもかかわらず、その日最大のギャラリーを引き連れてのラウンドに、「苦しそうなタイガーを見るのは辛かったけれど、スウィングもパットも素晴らしかった」と感心しきりのノリス。「自分にとって永遠のアイドル」というタイガーとのラウンドは、18年の全英オープンに続き2度目。
ホールの合間で、2人はお互いの子供の話をしたのだとか。「チャーリーくんがどんなことに取り組んでいるのかとか、うちの息子はまだ3歳半だけれど、いずれ彼のようなことをやるんだろうな、とかね」
ところでラウンド中もう1つ話題になったのが、ノリスの愛煙家ぶり。これまでゴルフ界で喫煙ネタといえば、J・デーリーと相場が決まっていたが、南ア出身のノリスが「デーリーをしのぐ強者」と評判に。大物と一緒の緊張からか、スタートホールでティーショットを打つや、いきなりタバコに火をつけ歩き始めたノリス。途中キャディがライターを落とし、あわや紛失というアクシデントも。幸いギャラリーが拾ってくれたのだが、「この大事なときにあいつがライターを失くしたらクビにしていた」と苦笑い。
ヘビースモーカーとは今どき珍しいが、応援のため来日した実母も妻も喫煙者で、ノリス家では皆が“息をするように”タバコを吸う。憧れのタイガーの前でも愛煙家ぶりは健在(?)だった。
週刊ゴルフダイジェスト2022年6月14日号より
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