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TPCソーグラス17番の目と鼻の先! 「PGAツアー」の新社屋に潜入

昨年の2月に完成したPGAツアーの新本部ビル。ガラス張りの3階建てで近代的な白亜の建物だが、実はこのビル、TPCソーグラスに隣接し、あの17番から320メートルほどの距離にある。

PHOTO/KJR

四方を池に囲まれた白を基調とした外観。屋上にはソーラーパネルが配置され、環境にも配慮されている。全面ガラス張りで、まるで美術館のような趣だ

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  • 2021-22シーズンのPGAツアーはレギュラーシーズン45試合、プレーオフ3試合の計48試合。初めてフロリダにPGAツアーのオフィスができた1979年は44試合と、あまり変わっていないように見えるが、実は当時とは比べものにならないほど規模が拡大している。 PHOTO/KJR フロリダにオフィスを構えて43年 もともとはPGAオブアメリカの一部門として作……

12名から始まり今では750名以上に

設立当初は12名だったが、現在では750名を超えるまでに成長したPGAツアー本部。旧本部時代は、9つのサテライトオフィスを造って、人員の増加に対応していた。しかし、さすがにそれでは仕事効率が悪いと、18年から新本部ビルの建設に着手し、昨年2月に完成。「PGAツアー グローバル・ホーム」と名付けられた。

今回、ザ・プレーヤーズ選手権を現地で取材していたところ、小誌連載「PGAツアーHOTLINE」でお馴染み、PGAツアージャパンのディレクター、コーリー・ヨシムラさんに遭遇。「せっかくだから外見だけでも見てみたいのですが……」と相談したところ、「いいですよ。ご案内します」とありがたいお言葉。喜び勇んで新本部へ向かった。

有名なTPCソーグラス・スタジアムコースの17番ティーからわずか320メートル。林の中を抜けると、まるでアイランドグリーンのように、大きな池に浮かぶ白亜の豪華な建物が現れた。

1100名程度が働けるように設計されているという新本部ビル。現在のスタッフ数から見れば、いささか大きすぎる気もするが「これからもっと大きくなるので、さらに多くのスタッフが必要なんです」とコーリーさん。建物の中にはオフィスだけでなく、食堂や休憩室などの施設が充実し、快適な職場環境が整っているという。「せっかくですから中もご案内しましょう」

●総工費約67億円 ●3階建 ●総面積約5300坪 ●21年2月完成

18年に施工され、コロナ禍の影響で開場が少し遅れたものの、昨年2月に完成した。サッカーコート約2.5倍の面積の建物には、90を超えるミーティングルームやシミュレーションゴルフなどが設置されているという

タイガー・ウッズの殿堂入り式典もここで行われた

世界ゴルフ殿堂は、ここから車で約1時間のところにあるが、式典をするには手狭なため、ザ・プレーヤーズ選手権開幕前日に執り行われた殿堂入り式典は、この本部ビルで開かれた

PGAツアーのヘッドクオーターに潜入!

入口のガラス張りのドアを開け、一歩中に入ると、そこには明るく開放的な空間が広がっていた。テレワークのスタッフが多く人影はまばら。遠慮なく内部を探検させてもらうことに。


開放感のあるロビーには天井から自然光が降り注ぐ。この建物内には100室以上のミーティングルームがあり、まるでショッピングモールのよう。コーリー・ヨシムラさん(左)とPGAツアー職員のカースティンさん(右)

純白の受付にはお馴染みのロゴマーク

充実した職場環境

(左上)テラスミーティングなどにも使用されるが、ザ・プレーヤーズ選手権など試合中は選手がプレー後に訪れることもあるという/(左下)偉い人が使うという会議室は、他の部屋よりゆったりして椅子や机もちょっと豪華/(右)電動で机の高さが調整可能なので、誰が使っても快適

体を動かしてリフレッシュ
ヨガ&フィットネススタジオ

ここで体を動かしてから仕事を始めるスタッフも。テラス同様、選手が利用することも

もちろん“社食”も完備「ツアーカフェ」

週刊ゴルフダイジェスト2022年6月7日号より