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「4日間競技が18試合に」2022国内女子ツアーで押さえておきたい5つのポイント

昨シーズンは新型コロナウイルスの影響で変則的なシーズンとなった女子ツアーだが、2022年は通常シーズンに戻り、ダイキンオーキッドレディスで開幕。ほぼ毎週試合が行われ、11月末まで全38試合が行われる。昨シーズンからの変更点など、ツアーを楽しむ上で知っておきたい今シーズンのトピックスを、週刊ゴルフダイジェスト3月15日号特別付録「2022女子ツアー完全ガイド」から抜粋してお届け!

TOPICS 1
ツアー史上最高の賞金総額42億9600万円

昨年、東京五輪のため開催されなかった「meijiカップ」が再開される一方、7月に開催されていた「GMOインターネット・レディース」が中止に。それでも賞金総額は史上最高額を更新し、42憶9600万円に増額。またブリヂストンレディス、楽天スーパーレディースが新たに4日間競技となり、4日間競技が18試合に。

TOPICS 2
メルセデス・ランキングへ一本化

シード権やリランキングなど、トーナメント出場権の基準となるランキングが、賞金ランキングから「メルセデス・ランキング」に一本化。賞金額ではなく、試合ごとに順位に応じたポイントが付与されるため、賞金額の多い大会で上位に入ったほうが有利になるという不公平感が是正される。さらに海外メジャーはポイントが多く付与されるため、選手たちの海外進出を促す狙いもある。

TOPICS 3
初シード組は13人

昨シーズンは移行期間として、賞金ランキングとメルセデス・ランキングのいずれかで50位以内に入ればシード権を獲得できた。初シードを獲得したのは、西郷真央、西村優菜、山下美夢有、笹生優花、吉田優利、金澤志奈、植竹希望、野澤真央、仲宗根澄香、田辺ひかり、臼井麗香、菅沼菜々、山路晶の13人。うち6人が2000年以降生まれと若手の躍進が続いている。

TOPICS 4
複数年シードが最長5年に

複数年シードの条件が改定。これまでは、公式戦(メジャー)の複数回優勝や賞金ランク1位などの組み合わせで最長15年ものシードが付与された。今季からは、公式戦優勝3年、メルセデス・ランク1位4年、複数該当者5年と最長5年に変更。米ツアーの畑岡奈紗は19年に国内メジャーを2勝し、5年シードの権利を保持している。

TOPICS 5
リランキングは2回実施

QT(クオリファイングトーナメント)ランクによる出場資格見直しのために実施されるリランキング制度。今季は通常通り2回行われる。シーズン途中で出場優先順位が入れ替わることで、選手のモチベーションを向上させ、ツアーを活性化させる狙いがある。第1回リランキングは7/10(ニッポンハムレディス終了時)、第2回は9/25(ミヤギテレビ杯終了時)に行われる。

【ここもCHECK!】
ローカルルールが一部変更に

●距離計測器が使用可能になる
昨年の全米プロなどで使用が認められた距離計測器がJLPGAトーナメントでも使用可能となる。ただし、規則4.3aに基づき、高低差を計測することは認められない。

●46インチを超えるクラブは使用不可
昨年R&AとUSGAが「パターを除くクラブの長さが46インチを超えてはならない」というローカルルールの新設を発表。それに合わせJLPGAトーナメントでも46インチを超えるクラブは使用禁止となる。

※JLPGAが主催、主管する競技において適用。日本女子オープンはJGA、TOTOジャパンクラシックは米LPGAが主管

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週刊ゴルフダイジェスト2022年3月15日号より

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