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今年の全米OP最終予選会は千葉のカレドニアンGC「日本のツアーではありえないグリーンスピードに仕上げたい」

さる15日、「全米オープン」(6月16~19日、ザ・カントリークラブ、マサチューセッツ州)を主催するUSGAは、日本の最終予選会を5月23日に千葉のカレドニアン・ゴルフクラブで行うと発表した。

カレドニアンGCは、本格的な戦略型コースを目指し、1990年に開場。過去には「日本プロゴルフ選手権(2000年)」が開催されており、高速グリーンのコースとして知られているが、予選当日、いったいどんなグリーンに仕上げるつもりなのか、同GCの渋谷康治支配人に聞いてみた。

「まだ連絡を受けたばかりで詳細は決まっていませんが、個人的には最低でも13フィート、日本のツアーではありえないスピードに仕上げたいとは思っています。今回、日本の最終予選会場にUSGAが選んでくれたことは、コースがそれだけハイレベルな競技に対応できると評価されたということ。そこは光栄に思っていますが、会場に選ばれたからといって特別なことをするのではなく、試合に向けてきちんと仕上げていくことが大切だと思っているんです」

同GCのグリーンは第5世代といわれる最新のベント芝“777(トリプルセブン)”を採用。スムーズな転がりを実現する均質なパッティンググリーンは、日ごろから12フィート近い速さを維持しているという。

「当コースは毎日、『明日トーナメントをやりたい』というリクエストがきても対応できるようキーパーがメンテナンスしてくれていて、しかもメンバーさんは、速いのはいくら速くしても文句を言わないので、特別どうこうするということは、現時点で考えていません」

予選会に出場できる対象選手は、プロゴルファーとハンディキャップ1.4以下のアマチュアのみ。知り合いにメンバーがいる人は、この機会にぜひ世界標準の超高速グリーンを体験させてもらおう。

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週刊ゴルフダイジェスト2022年3月8日号より

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