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課題は「距離感」? ドラコン王・バークシャーがミニツアーに挑戦

ドラコン世界チャンピオンのカイル・バークシャーがミニツアーに挑戦。将来的にはPGAツアー参戦も視野に入れている?

フロリダで行われたミニツアーに出場したバークシャー(写真は本人のインスタグラムより)

B・デシャンボーが出場し話題になった昨年の世界ドラコン選手権で連覇を達成したのが、25歳のバークシャー。デシャンボーがボールスピード時速221.5マイル(356キロ)をマークしたとSNSで報告した直後、バークシャーは時速233.4マイル(375キロ)の世界新記録を樹立。デシャンボーは今年も飛距離とボールスピードアップに全力を尽くすと語っており、両者の飛ばし合戦はさらにヒートアップしそうだ。

そんななか、バークシャーがフロリダで行われたミニツアーに挑戦したことを自身のSNSに投稿した。アップされたビデオでは、普段のフォローで左足を180度近く回して打つドラコンスタイルではなく、方向性を重視したおとなしいスウィング。まるで別人だが、そもそも彼はジュニアの世界大会で優勝するなどアマチュア時代は将来を嘱望されたほどの逸材。在学中にドラコン競技に転向したものの、北テキサス大ではゴルフ部に所属していた時期もある。

ミニツアーに挑戦した感想は、「6年ぶりにトーナメントでプレーして最高の気分だった。滑り出しは好調で、フロントナインはパープレー。後半はスコアを落としたけれど大きなミスがあったわけではなく、距離感が悪くてショートしたりオーバーしたり。ドラコンで注目されるのは慣れているけれど、競技者としては慣れていないからプレッシャーがあった」。

また「これが第一歩」とも語っており、今後さらに上の舞台を目指そうという気概がうかがえる。「道のりは長い」とバークシャーも認めているが、一歩一歩階段を上りやがてPGAツアーに参戦となれば、今度はコース上で、デシャンボーvsバークシャーの第2ラウンドが見られるかもしれない。

週刊ゴルフダイジェスト2022年2月15日号より

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