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【なんでもランキング】Vol.7 優勝なしでも1億8000万円!「女子ツアー今季未勝利者の獲得賞金トップ10」

ゴルフにまつわる様々なデータや記録をランキング化する本連載。第7回は、2020-21シーズンの国内女子ツアー未勝利者の獲得賞金をランキング!

未勝利ながら賞金ランク4位! 来季こそ初優勝が期待される(PHOTO/Hiroyuki Okazawa)
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昨年6月から52試合によって争われてきた国内女子ツアーも先月末のリコーカップで全日程を終了。45試合に出場し、歴代最高となる2億5000万円超を稼いだ稲見萌寧が賞金女王に輝いた。最後まで女王争いを繰り広げた古江彩佳が2位で、稲見との差は約850万円。今年の前半戦をリードし、52試合すべてに出場した小祝さくらが3位で、3人が2億円の大台を突破した。そして、4勝を挙げた西村優菜を抑えて4位に入ったのは西郷真央。なんと未勝利ながら1億8000万円近くも稼いだ。

西郷は50試合に出場しトップ10入り21回。2位に7回も入りながら、あと一歩のところで初勝利を逃してきた。日本女子オープン、日本女子プロ選手権のメジャーでも2位。さらに6月のサントリーレディスから最終戦リコーカップまで23試合連続でアンダーパーフィニッシュ。これは歴代1位の記録だ。その原動力となっているのがドライビングディスタンスとフェアウェイキープ率の順位を合算した「トータルドライビング」で1位というドライバーの精度の高さ。またパーオン率も3位でティーショットだけでなくグリーンを狙うショットに長けている。来年こそ初優勝に期待がかかる。

<国内女子ツアー2020-21シーズン未勝利者の獲得賞金トップ10>

週刊ゴルフダイジェスト2021年12月21日号より

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