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日本では東北福祉と日大が多勢。ではPGAツアーはどの大学出身者が強い?

日本ツアーでは松山英樹の母校・東北福祉大学や日本大学出身のプロが多い。では米ツアーは? 出身校別勢力分布をご紹介。

V・ホブランが優勝した「ワールドワイドテクノロジー選手権・アット・マヤコバ」には、ホブラン含め7名のオクラホマ州立大学の出身者が出場。チームカラーのオレンジを世に知らしめたR・ファウラーは40位に終わったが、M・ウルフや最終日最終組で回ったT・グーチらが上位争いを展開した。

しかしオクラホマが勢力図のトップかといえば、そうではない。昨シーズンの実績では、ポイントランク125位以内でシードを決めた選手が10人いたジョージア大出身者が最大派閥。代表格はH・イングリッシュ、B・ワトソン、K・キズナーら。M・クーチャーや、ZOZOチャンピオンシップで松山英樹と優勝を争ったC・トリンガーリらジョージア工科大卒を含めると、オーガスタのお膝元出身者はさらに増える。

かつてジョージアと肩を並べたA・パーマーのウェイクフォレスト大には、C・ストレンジやD・クラークらがいたが、現在目ぼしい選手はW・シンプソンだけと寂しい。

勝利数ではスタンフォード大がダントツ。82勝のタイガーと38勝のT・ワトソンがいるのだから最強だ。P・ミケルソンのアリゾナ州立大学は、世界ランク1位のJ・ラームやP・ケーシーらを輩出。J・スピースのテキサス大学もJ・ベガスらツアー覇者がおり、J・トーマスのアラバマ大は、X・シャウフェレのサンディエゴ州立大学と並び、今後が期待される注目株。

カリフォルニア大学(UCLA&UCバークレー)はC・モリカワはじめM・ホーマらを輩出した文武両道系。B・ケプカ&D・バーガーのフロリダ州立大も強い。大学時代、しのぎを削った選手たちがプロの舞台で戦っているのだ。

トリンガーリの出身校であるジョージア工科大学は、学業でも全米トップランク

週刊ゴルフダイジェスト2021年11月30日号より

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