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【ZOZOチャンピオンシップ】五輪の激闘再び! 要注目の出場選手をチェック

2年前に日本で初めて開催されたPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」。記念すべき第1回はタイガー・ウッズが王者に輝き日本中が熱狂した。昨年は舞台を米国カリフォルニアに移し無観客で開催。そして今年、再び習志野にZOZOチャンピオンシップが帰ってきた!

PHOTO/Tadashi Anezaki、Blue Sky Photos

2021年のチャンピオンが勢ぞろい!

東京五輪の最終日最終組で金メダル争いをした松山英樹とザンダー・シャウフェレ、そして松山と銅メダルを争ったコリン・モリカワが、今度はアコーディア・ゴルフ習志野CCで激突。ゴルフ中継の解説でおなじみのレックス倉本は、五輪とは別物になると予想する。

「霞ヶ関CCではシャウフェレが勝ちましたが、習志野はもっとトリッキーなコース。正確なショットを誇るモリカワのほうが、コースに合っていると思います。そして松山選手。正確なアイアンはもちろんですが、19年は同コースで2位に入っており、いいイメージが残っているはず。ホームの大声援も力になるでしょう。世界ランク上位の欠場が多いとはいえ、20-21年シーズンで優勝した調子のいい選手が多く来日するので、レベルの高い試合になると思います。日本のコースをPGAツアーの選手がどう攻略するのか。試合の行方だけでなくプレーにも注目です」

注目はなんといってもこの3人!

メジャー2勝
コリン・モリカワ(24)

20-21シーズンでメジャー2勝のコリン・モリカワ。175cmと小柄で平均飛距離は300Yに満たないが、ショットの正確性とパッティングの上手さが光る。プロ1年目の19年大会(22位タイ)以上の成績は確実だろう

2021マスターズ覇者
松山英樹(29)

19年大会ではタイガー・ウッズの82勝目という歴史的勝利に後塵を拝したが、堂々の2位で日本のファンの声援に応えた。今回も有観客開催が決まっており、ギャラリーが後押ししてくれるはず。五輪の雪辱を誓う

東京五輪金メダリスト
ザンダー・シャウフェレ(27)

台湾人の母が育った日本で開催された東京五輪で見事、金メダルを獲得。また、今回と同じ習志野で開催された2019年のZOZOチャンピオンシップでは10位タイの成績を残すなど、日本のコースとの相性は上々

2021年の優勝者が多数参戦

キム・シウー(26)アメリカン・エキスプレス優勝
ブランデン・グレース(33)プエルトリコオープン優勝
ケビン・ナ(38)ソニーオープン優勝
イ・キョンフン(30)AT&Tバイロン・ネルソン優勝
ジェイソン・コクラック(36)チャールズ・シュワブチャレンジ優勝
マット・ジョーンズ(41)ホンダクラシック優勝
キャメロン・チャンプ(26)3Mオープン優勝

日本での試合は初参戦!

マスターズ2位&新人賞獲得
ウィル・ザラトリス(25)

昨シーズン開幕当初はツアー出場権がなかったが、マスターズで2位などポイントを稼ぎツアーメンバーに昇格。21年の新人賞も獲得した。飛距離が出てショット力もある。大舞台ほど力を発揮する

調子は上向き
リッキー・ファウラー(32)

母方の祖父が日系2世と日本にルーツを持つ。メーカーのイベントなどで何度か来日しているが、プロとしてプレーするのは初めて。日本のファンの前で2年ぶりの米ツアー勝利を狙う

平均310Y超! 飛距離にも注目

B・デシャンボーこそ欠場だが、圧倒的なパワーを備えた選手が集結。世界トップレベルのスウィングスピードや、迫力あるショット、飛距離を生かした規格外の攻略ルートなどにも注目だ!

キャメロン・チャンプ(26)平均 317.1Y(3位)
ウィンダム・クラーク(27)平均 314.6Y(6位)
ルーク・リスト(36)平均 312.7Y(8位)
ジョナサン・ベガス(37)平均 312.1Y(9位)
ホアキン・ニーマン(22)平均 310.8Y(12位)

日本ツアーからも多数参戦

日本ツアーからは12名の“旬”の選手が参戦(※10/14日現在)。小平、大槻、今平、星野、香妻は19年に続き2度目の出場。優勝すれば高額な賞金だけではなく、PGAツアーの出場権も得られるとあって、本気で勝ちを狙っている。慣れ親しんだ日本のコースとギャラリーの声援という地の利を生かして、外国勢を迎え撃つ!

出場資格
木下稜介(30)賞金ランク上位
星野陸也(25)賞金ランク上位
大槻智春(31)賞金ランク上位
金谷拓実(23)賞金ランク上位
今平周吾(29)賞金ランク上位
杉山知靖(28)ブリヂストンOP優勝
香妻陣一朗(27)ブリヂストンOP上位
片岡尚之(23)ブリヂストンOP上位
小平智(32)主催者推薦
中西直人(33)主催者推薦
@中島啓太(21)主催者推薦
久常涼(19)主催者推薦

週刊ゴルフダイジェスト2021年11月2日号より